婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

“自分の言葉で伝える”“自分の耳で聞く”

 

結婚相談所での婚活の大きな安心感は、「担当カウンセラーがついている」ということだと思います。

何もかも自分で判断しなければならないマッチングアプリとは違い、迷ったときや困ったときに相談できる相手がいる。これは本当に心強いことです。

 

言いにくいこと、聞きにくいことがあるときも、カウンセラーを通してお相手の相談所に確認してもらえる。

そんなサポート体制があるのが、結婚相談所の良さのひとつです。

 

ですから、「どんどんカウンセラーを活用してください!」とお伝えしたい気持ちは、もちろんあります。

私たちも、全力でサポートさせていただきます!

 

ただ…。

それだけでは、うまくいかないこともあるのです。

 

交際が進んで、「この人と結婚を考えたいな」「もう一歩前に進みたいな」と思うようになったとき。

そこからは、“自分の言葉で伝える”“自分の耳で聞く”ということが、とても大切になってきます。

もちろん、その時に礼儀や思いやりは大事です。

でも、「自分の言いたいこと」「聞きたいこと」をきちんと伝える勇気も、同じくらい大事です。

 

少しずつでも「自分の気持ちを自分で伝える」練習をしていきましょう。

これは、結婚後の二人の関係を築くうえでも、とても大切な要素です。

 

お相手との間には、あなたの担当者とお相手の担当者、ふたりのカウンセラーがいます。

私たちは誤解や齟齬がないように細心の注意を払ってやり取りしますが、どうしても細かなニュアンスやトーンまでは伝わりきらないこともあるかもしれません。

 

結婚するお相手とは、これから何十年も一緒に過ごしていくのです。

その人に直接、自分の気持ちを伝える勇気を持つことが、“夫婦になる”第一歩だと思います。

 

「お相手にどう思われるかな…」

「嫌われたらどうしよう…」

そう感じるのは、誰にでもあることです。

でも、結婚するお相手は、これから何十年も一緒に暮らしていく人です。

言いたいことを我慢してしまう関係のままでは、長い時間を心地よく過ごしていくのは難しいかもしれません。

 

そして、お相手にもぜひ、そう感じてもらえるような関係を目指してください。

「言いたいことがあったら何でも話してね」

「二人で一緒に考えていこうね」

——そんな空気をつくることが、ふたりの関係を育てる第一歩になります。

 

結婚相手は、これからの人生で誰よりも近い存在になる人です。

その人と本音で向き合えるかどうかを確かめる時間が、“交際期間”なのです。

カウンセラーのサポートを受けながら、自分の言葉で伝える力を少しずつ育てていけたら、きっとその先の結婚生活もより温かく、安心できるものになっていくはずです。

怖がらずに、お相手と向き合ってみてください。

 

 

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