婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

仮交際デートで “素” を知りたい

 

仮交際が始まって、最初の数回のデート。

 

最初の1回目のデートはランチかお茶。

2回目は少し慣れてきて夕食……。

こんな風に、交際初期のデートは「お店で待ち合わせて、2時間程度、お茶か食事をする」といったスタイルが主流です。

 

知り合ったばかりで、まだお互いに緊張もある時期。

いきなり長時間一緒に過ごすと、どうしても気疲れしてしまうこともあります。

最初のうちは、無理のない時間設定で「まずは会って話してみる」ことが大切です。

 

ですが、こういった“会って話すだけ”のデートばかりが続くと、「お相手の素の姿がなかなか見えてこない」と感じることもあると思います。

 

ある程度お互いの緊張がほぐれてきたら、3回目のデートくらいから「一緒に何かをする」「アクティビティ」を取り入れてみるのがおすすめです。

 

例えば、こんな場所はいかがでしょうか?

美術館・博物館
水族館
プラネタリウム
展示イベントや小さなマーケット

お互いの趣味や興味が近い場所を選ぶと、自然と会話も弾みやすくなると思います。

 

映画好きな方なら、映画を観に行くのも良いと思います。

観た後に感想を語り合うことで、お相手の感性や考え方が見えてくることもあります。

(ただし、映画鑑賞中は2時間ほど“無言で並んで座る”ことになるため、まだ関係性が浅い1~2回目のデートにはあまり向いていないかもしれません。)

 

デートの待ち合わせから目的地まで、並んで歩いたり、チケットを買ったり、帰りにカフェでお茶をしたり…。

「一緒に移動をしてみる」って、案外いろいろなことを感じとることができます。

 

実はこうした“移動を含む時間”を経験してみて、

「なんとなくしっくりくる」
「ちょっと違和感を感じる」

という感想を寄せられる会員様も多いんです。

 

もう少し踏み込んだデート先としておすすめなのが、大きなショッピングモールでのデートです。

 

天候に左右されず、気軽にウィンドウショッピングを楽しめます。

・どんなお店に興味を持つのか
・どのくらいの価格帯に反応しているか
・歩き疲れていないか、疲れた時にどうするか

こうした場面でのちょっとした言動に、その人の“素の部分”が見えやすくなります。

自然なタイミングで「ちょっとお茶でもしようか」となれば、2人のテンポが合っているサインかもしれません。

半日以上かかることもあるので、ある程度お互いに打ち解けてからが◎です。

 

少しチャレンジになるかもしれませんが、人混みに行ってみるというのは、相性を知る1つの方法なのではないかなと思います。

 

混雑した場所では、思い通りに進めなかったり、イライラしたり、疲れたりすることもありますよね。

だからこそ、そんなときに見せる反応に「素」が出やすいもの。

もちろん、自分の“素”も出てしまいますが……(笑)

 

この人と、この先どう進めばいいのか……。

なんとなく迷っている時期だからこそ、「一緒に何かを体験する」デートをしてみてください。

ただ話すだけでは見えてこなかった一面や、逆に「やっぱり一緒にいて落ち着くな」と感じる部分に気づけるかもしれません。

 

仮交際中の時間を、ただの“おしゃべりタイム”で終わらせず、未来を見据えるための“体験”に変えていく。

成婚に繋がっていく、大切な時間です。

 

 

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