婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

真剣交際に進みたいお相手ができたら

 

ご本人同士の合意があって「真剣交際に進みたい」という意思が確認できた場合、なるべく早くお互いのステータスを「真剣交際中」に移行するのが基本的な流れです。

ただし、ステータス変更にはルールがあります。

 

それは、

・他の交際相手がいないこと
・お見合いの予定がないこと

この2つの条件がそろっていないと、真剣交際には進めません。

 

結婚相談所では、仮交際中は複数の方と同時に交際することが認められています。

なので、

「真剣交際に進みたいお相手ができたけれど、他にも仮交際中の方がいる」
「まだ実施していないお見合いが数日後にある」

という状況は、決して珍しいことではないです。

 

ここで大切になってくるのが、その後の対応です。

 

*****

 

他の交際相手がいる場合は、
「すみません、他の方と真剣交際に入ることになりました」とお伝えし、交際を終了する必要があります。

 

このとき注意したいのが、初回デートの有無です。

まだ初回デートをしていない場合 → キャンセル料が発生します。
初回デートを済ませている場合 → キャンセル料はかかりません。

 

ですので、仮交際に入ったらなるべく早めに初回デートを行っておくようにしましょう。

そもそも、「交際をスムーズに進める」ために、初回デートをなるべく早く行うことは大切なのですが…。
「いざというときの負担を減らす」意味でも、意識しておいた方が良いと思います。

 

*****

 

まだ実施していないお見合いがある場合も、
お相手へキャンセルの連絡を入れ、キャンセル料をお支払いしてお見合いを取りやめることになります。

ここでつい、「もうすぐだから、お見合いしてからお断りしてもいいよね…」という気持ちがよぎってしまうことがあるかもしれません。

 

ですが、真剣交際に進むと、プロフィールにハートマークが表示されるため、お見合い後にステータスが変わったことは、相手にも伝わってしまいます。

そうすると、

「最初から心を決めた人がいたのに、私とお見合いしたのかな」
「ただの消化試合だったのかな…」

と、相手を傷つけてしまうことにもなりかねません。

 

「なるべくキャンセル料は払いたくない」という気持ちも、もちろんわかります。

でも、どんなときも「誠実であること」はとても大切です。

もう会わないかもしれないお相手であっても、感謝と敬意を持って対応しましょう。

 

自分に置き換えて考えてみてください。

あなたに会うために時間を空けて、楽しみにしてくれていた相手の気持ちを想像すると、「やっぱり丁寧にお断りしよう」と思えるのではないでしょうか…。

もしかすると、その一つの対応が、誰かの婚活への気持ちを守ることにもつながっているかもしれないことを想像していただけたらと思います。

 

*****

 

真剣交際は、おふたりにとって大切な一歩です。

交際終了やお見合いキャンセルなど、必要な手続きをすませるまでは、真剣交際へのステータス移行はお待たせすることになります。

ここを気持ちよくスタートするためにも、必要な手続きは速やかに、誠実に行うようにしたいところです。

 

そのためには…
心に決めたお相手ができたときは、その人との時間に集中することが大切です。

他の交際やお見合いは早めに終わらせて、そのお相手との時間を、誠実に、丁寧に育てていきましょう。

 

「この人と真剣交際に進めたらいいな。でももしこの交際が終わってしまったらどうしよう…」と不安になって、他の方との交際も何となく続けてしまったり、新たなお見合いの申し込みをしたい…と思ってしまうこともあるかもしれません。

でも、真剣交際へ向けて自分の気持ちに真っすぐに向き合えるよう、そして誰に対しても誠実な姿勢を忘れないようにしていただきたいなと思います。

 

そんなふうに丁寧にご縁を繋いでいけたら、きっとその先に、成婚という素敵なゴールが待っていると思います。

 

 

お問い合わせはこちら

お問い合わせ