成婚する前に考えておきたいこと
「こんなに素敵な人と巡り合えて幸せ！」
「いろいろあったけど、婚活がんばってきて良かったー！」
時には、とんでもなく、つらく険しい道のりだった婚活を、粘り強く、辛抱強く続けてきた結果、
ついに！「この人（キターーーー！）」という、お相手に出会えた時は、天にも昇る心地、恐悦至極、胸が張りさけそうなくらいの喜びに満たされることと思います。
そんな時は、間髪入れず、成婚まで「一気に」コトを進めていきましょう！
と、言いたいところですが…
でも、そんな時だからこそ、
一旦、冷静になって、立ち止まって、「現実」に向き合ってみることが大事です。
結婚にあたって最も重要なことは、お相手を「好き」という気持ちです。
そんな当たり前のことは、敢えて言うまでもないのかもしれませんが…
それでも、
結婚前に、もう一度だけ、「好きなのか？」を、自分自身に問うてみて下さい。
そして、それと同時に、現実の「生活」についても、自問自答してみて下さい。
結婚するということは、これから何年も何十年も、そのお相手と「一つ屋根の下で共同生活をしていく」ということです。
どれだけ大好きな相手だったとしても、もし今、自分の中に「懸念点」「疑問点」「不安点」といった“燻り”をちょっとでも感じているとしたら、再チェックが必要です。
例えば、
・これから二人が住む家について（地域や、賃貸or持ち家）、
・仕事について（仕事を続けたいか、もしくは辞める可能性があるか。残業や休日出勤のこと等）
・お金について（どんなふうに家計負担のやりくりをしていくか、借金や奨学金返済のこと等）
・健康状況について（持病や既往症等）、
・家族について（何か伝えておくべき事情がないかどうか）、
・宗教について
といったこと等々です。
上記はあくまでも一例です。
これを全部確かめておかなければダメ！ということでもありません。でも、できる限りの想像力を働かせて、「懸念点」「疑問点」「不安点」をあぶり出して、「これで失敗するなら仕方ない」と達観できるぐらい迄、お相手としっかり話し合って下さい。
内容によっては、なんだかお相手のことを疑ったり、ネガティブに見ているみたいで、気が引ける、場合によっては「破談になってしまうかもしれない…」といった思いになることもあるかもしれません。
ですが、
それを超えていくことが、婚活です。
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