“視点” が変わっていくのは自然なことです
婚活をしていると「当初の予定」が変更されていくことがあります。
最初に頭の中でしっかりと描いていたはずの「理想の条件」や「お相手像」が、実際に婚活を進めていく中で、少しずつ変わっていく。
これは決して珍しいことではありません。むしろ、とても自然なことでもあります。
たとえば、お相手に求める条件を最初に伺うと、
「身長は170cm以上で、年収は800万円以上、できればMARCH以上の学歴で……」と、“以上”がいくつも並ぶことがあります。
でも、最終的に成婚したお相手は当初の条件には当てはまっていなかった…ということがあります。
と聞くと、「妥協したのかな?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、それは違います。
最初に思い描いた条件を超えて、「この人と一緒にいたい」と心から思えたから、選んだんです。
“妥協”したのではなく、”選択”したのだと思います。
婚活での変化は、“選び直し”の連続です。
条件に当てはまるかどうかではなく、「一緒に人生を歩めるかどうか」という本当の意味での“選択”をしているのです。
交際の進め方についても、同じような“予定変更”が起きることがあります。
ある30代前半の女性会員様は、婚活当初は、
「お互いをしっかり知るためにも、じっくり時間をかけて交際してから決めたいです」
と、慎重なスタンスを大切にされていました。
でも、実際に出会った男性とは、お見合いからわずか1ヶ月半で真剣交際、
その後、交際期間2ヶ月でご成婚となりました。
成婚退会のご挨拶に来られた際に、ご本人は、
「“早い”とはまったく感じませんでした。むしろ、“こんなに自然に決断できる相手がいるなんて”って驚いたくらいです」
「最初に思っていた“時間をかける”って、相手が誰でもそうするつもりだったんですよね。でも実際は、“この人なら大丈夫”って感じたから、自然に結婚が決まったんです」とおっしゃっていました。
婚活中に「思っていたのと違うこと」が起きるのは、お相手としっかり向き合っているからこその変化と言えるのではないかと思います。
そもそも、婚活の初期に考える理想の条件や結婚への進め方というのは「まだ実際のお相手がいない」、いわば“机上の空論”であることも少なくありません。
実際に会って、話して、心が動いて、「この人とどんな未来を描けるか」が大切になってくる。
そんなふうに、自然と“視点が変わっていく”のが、婚活なのだと思います。
お問い合わせはこちら
お問い合わせ

