ability と capability
2024年04月07日
「ありのままの自分を好きになって欲しい」という気持ちはよく分かります。
お見合いの時だけ良い子の振りをして、それが功を奏して交際に進めたとしても、何度かデートをしたら、化けの皮?は、スグに剥がれてしまいますから。
結婚は一生続いていくものですので、ムリは、いつか必ず破綻をきたしますし、そもそもムリをしなければいけない相手と一緒にいて、心が休まることは無いと思います。
ですので、その場しのぎで、自分を着飾ってみせたり、良くみせたり、本当の自分では無い自分をアピールするようなことがあっては絶対にいけません。
ありのまま自分を見せて、知ってもらって、そして好きになってもらう。
それが婚活のあるべき姿です。
ですが…
「ありのままの自分を見せない」のも、それはそれで婚活の王道です(??)
決して「偽りの自分を演じるべき」という意味ではありません。
今は未だ無いけど、今は未だ身に付けているわけではないけど、自分に中に潜んでる最大限のポテンシャルを、敢えて、そのお見合いの場で披露するということです。
要は、“その場しのぎ”でなければいいんです。
結婚という人生の岐路を境にして、「自分はこうなるんだ!」「自分はこんなことができるようになるんだ!」「こんな風に変わっていけるんだ!」と、心の底から本気で思えるのなら、むしろ、それは、お相手にアピールすべきなんです。
婚活のマッチングというのは、就職活動と似ているところがあって、今時点のabilityも大事ですが、お互いに、将来のcapabilityに期待しているところも大いにあるはずです。
なにせ、結婚は一生続いていくものですから。