窮屈さを補って余りあるもの
2024年02月05日
昨今のデジタル・ITの進化に伴い、様々なことが便利になり、効率化されていく反面、今迄、特に考えるまでもなくアナログでできたものが、それらを最低限、使いこなすことができなければ「進むことができない窮屈さ(恐怖?)」のようなものを感じる時があって…
それでも、必死でマニュアルを読み、涙目でネットを検索して、なんとか、それらをクリアしていった結果、「効率化万歳!」「IT・デジタルありがとう!」という境地に至るということが、よくあります。(笑)
結婚も、それと、ちょっと似ているような気がします。
世間一般に言われる「結婚したくない理由」の上位には、必ずといっていいほど「行動や生き方が制限されるから」という理由がでてきます。
確かに、他人と共同生活を行っていくには、色々なことが制限されます。ましてや、この晩婚化の時代、長い年月、一人暮らしの良さを享受してきた人にとっては、その自由を制限されることに、苦痛すら感じるかもしれません。
でも、それでも、人は、結婚し続けています。
「行動や生き方が制限される窮屈さ」を危惧しているにもかかわらずです。
たぶん、その理由は…
その窮屈さを補って余りあるほどのメリットと喜びが“その結果として”待っていることに、限りなく確信に近い期待を持っているからなのかと。