婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「三高」のその先

 

2023年の新語・流行語大賞に「アレ(A.R.E)」が選ばれたそうです。

 

あらためまして、阪神タイガース日本一おめでとうございます!

 

(来年こそは、我が横浜DeNAベイスターズが優勝して、そんなムーブメントを起こして欲しいと、切に願うばかりです。笑)

 

 

で、新語・流行語繋がりで、婚活の話をさせていただきますと…

 

「三高」という言葉も、1980年代末のバブル全盛期の流行語だったそうです。

 

そもそも、今の30代ぐらいまでの人は「バブルって何?」と、まるで山川の日本史に載っている出来事のように感じているかもしれませんが…(笑)

 

でも、今から30数年前には、そんな少々“とち狂った時代”?が、実存したんです。

 

「結婚相手の男性は、高学歴で、高身長で、高収入の“三高”!」と、声高らかに、お気持ちを表明していい時代があったんです!(??)

 

でも、そこから、バブルが弾けて、色んなものを失って、世の中の価値観が様変わりして、「そんなものだけが全てじゃない」といった“正常な意識”も、しっかり芽生えていきました。(実際には、バブルの時でも、そういった人は沢山いたと思いますが…)

 

 

ですが…

 

今、結婚相談所で婚活をされている方の中にも、あからさまに「三高」という言葉を使うわけではなく(そもそも、その言葉自体を知らない人もいるかと)、必ずしも、その“3つ”を貪欲に望むわけでは無くても、いわゆる「三高」を“結婚相手の条件”として希望される方は、実は沢山いらっしゃいます。

 

先に言っておきますと、それはそれで、決して、ダメではありません。

 

むしろ、結婚相談所で婚活するにあたっては、お相手の希望条件を明確にすることは大切なことです。

 

 

今は今で、なんだか先が見えない不安な時代ですので、バブルの頃の「もっと多く、もっと豊かに」といった“三高”とは違い、「安心と保証」の意味合いでの“三高”を結婚相手に望むのは、間違ってはいないと思います。

 

 

但し…

 

見誤っていけないのは、「三高」が頂点では無いということです。

 

それは、お相手選びの、只の一つの基準、通過点に過ぎません。

 

 

“三高のその先”、そのお相手の「その先にあるもの」をしっかり見極めなければいけないということだけは、絶対に、忘れてはいけません。