夫婦は50:50
もはや「男が女を養う」なんて時代では無いことを誰もが分かっています。
実際のところ、日本の共働き世帯数は1980年には600万世帯だったのが、2020年には1200万世帯を超えています。(割合としては35%→70%)
それは必ずしも、「夫だけの収入では十分ではないから」というわけではありません。“生き甲斐”という意味でも、男性同様に働き続けることを求める女性が増えているということもありますし、“より豊かな暮らし”を求めて“二人で働き続けるのが普通のことになってきた”ということもあると思います。
どちらにしろ、昔と今とでは「夫婦の役割」という基本構造自体が、実質的にも、価値観としても明白に変わってきたということです。
ですので…
「結婚したら、男の俺が“大黒柱”として頑張らなければ!」と過剰に意識する必要は、もはや、ないと思います。
男とか女とか関係無く、お互いに「私が頑張ろう!」という意識を持つことが、これからの“あるべき夫婦の姿”なんだと思います。
あともう一つ、
「結婚したら、男の俺が“精神的支柱”として頑張らなければ!」と、経済面以外の“精神面”の部分でも、あまりにも過剰に「支えなければ!」と意識することもないと思います。
もちろん、精神面で、男性に支えられることを好まない女性は少ないと思います。「俺が君を支えるよ!」と言われて嬉しくない女性はいないかと。
でも「私があなたを支えるわ!」と言われたら、男性も嬉しいと思います。
結局のところ、どこまでいっても、どんな面でも、夫婦というのは50:50の関係なんだということです。
決して、男だからといって「俺が!」と過剰に“結婚に対する意識”を持つ必要はない、ということです。
もっと、力を抜いて、婚活に臨んでいいんです。