婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「若い子と結婚したい」とはどういうことか

(例)

ある50代の男性が、20代の女性ばかりに、お見合いを申し込んでいました。

 

本人としては、AKBとか乃木坂とかアイドルが好きだし、「せっかくなら若い子と結婚したい!」と、シンプルにそう思っていました。

 

 

(解説)

「50代が20代と なんて、キモイ!」と言うのは、間違いです。

 

そもそも、「どんな人と結婚したいか?」は、本人の自由ですし、どれだけ年齢が離れていようが、相手が受け入れてくれるのなら何の問題もありません。

 

世の中には、年齢が離れた夫婦なんてゴマンといます。

 

但し、一つ考えなければいけないことは、「若い子が好き」ということと“結婚相手”は本当にイコールなのでしょうか?

 

“結婚相手”を考える時は、男女・年齢に関係無く“普段から好きなもの”を、そのまま結婚相手のイメージに投影することが少なからずあるはずです。

 

当然、結婚相手は“好きな人”でなければいけないので、その思考は間違いではないのですが、“想像力の欠如”は否めないかもしれません。

 

まず、結婚とは、確実な“時間の移行”を伴うということです。

 

“若い”という概念は、“時間の移行”とは、まったく真逆の概念です。

 

点と線です。

 

今日の“若い”は、明日、明後日、来週、来月、来年と“時間の移行”と共に変化していくことを当然の真理として認識していなければいけません。

 

「若い子と結婚したい!」という希望を本気で叶えるなら、結婚後は、かなり頻度高く、定期的な結婚相手の取り換えが必要になります。