「なみだの操」~殿さまキングス~(独自解説?)
♪あなたのために 守り通した女の操 今さら人に 捧げられないわ♪
この女性は、初恋の人を待ち続けているのかしら?、それとも別れた昔の恋人を待っているのかしら?、それとも単に片思いの人を?…
どちらにしても「他の男じゃだめなの!」という強い意志が感じられます。
♪あなたの 決して お邪魔はしないから おそばに置いて ほしいのよ♪
「どうしても、なんとしても、あなたと一緒にいたいの!」といった、女の執念・情念といったものを感じさせます。
♪お別れするより 死にたいわ 女だから♪
「そんなことぐらいで死んじゃダメだよ!」と言いたいですが…(笑)
この女性にとっては「そんなことぐらいではない」、少なくとも、今の時点の思いとしては「命を懸けた恋」なんだと思います。
♪あなたの匂い 肌に沁みつく女の操 棄てられたあと 暮らしてゆけない♪
「そうか~、元彼のことだったんだ!」と、ここで事実が判明します。
「肌に沁みつく…」というのは、さすがにそれはちょっと無いかな?と思いますが…(笑)、でも、それだけ元彼のことを、今もリアル感を持って思い出すぐらい「好きで好きで堪らない」という情緒的な表現なのかと。
♪私に悪いところが あるのなら 教えてきっと 直すから♪
「なんで?そんなこと言うの!?」「別れるってことは、相手にだって悪いところがあったんだから、女のあなただけが“直すから”なんて思う必要なんてないよ!」と、お見合いおばさん的には、そう言ってあげたいのですが…(笑)
でも「そんな気持ち」になるのも分からなくもありません。
むしろ、どちらがどうとかじゃなくて、そんな気持ちになれれば、世の中から別れも、離婚も、争いごともなくなるだろうに…と思ったりもします(ちょっと飛躍?…笑)
♪恨みはしません この恋を 女だから♪
「女って強い!」と、同じ女としては、ほれぼれする気もしますが…
「そこまで頑張らなくても…」「泣きたい時は泣けばいいよ!」と思わなくもないかと。
でも、どういった方向性であれ、一つ一つの恋愛に「自分なりの信念を持つ」ということは大事なことだと思います。
♪あなたにだけは 分かるはずなの女の操 汚れを知らぬ 乙女になれたら♪
「終わりにしたんじゃないのかい!」と、突っ込みたくもなりますが…(笑)
でも、それでも、これからも「元彼のことを待ち続ける!」という意志と姿勢を貫く姿は、凛々しさすら感じます。
♪誰にも心変わりは あるけれど あなたを 疑いたくない♪
「ホントに元彼のことが好きなんだね…」と、あらためて思わされます。
「ガンバレ!」と、ただただ、エールを送るだけ…という思いです。
♪泣かずに待ちます いつまでも 女だから♪
ここまでくると もはや未練なんかじゃありません「女の意地」です!
色んな恋愛があります。色んな婚活があります。
たとえ客観的にみたら ちょっと変でも、あとで後悔したとしても、時代に少々合わなくても、「それが今の自分の信念」であるのなら、恋愛も婚活も ”それでいい” と、思います。
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