婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「心のありよう」に従って

 

日本でマッチングアプリを利用している人は、数千万人いると言われています。

 

ある会社の調査によると、実に、「社会人の54%がアプリを利用したことがある」という結果になったそうです。

 

また、街コンや、お見合いパーティーといったものも、「出会いの場」として、普通に、当たり前のように、多くの方に利用されています。

 

ですので、

 

「恋人が欲しいな~」「結婚したいな~」と思えば、誰もが、気軽に、「出会うためのアクションを起こすことができる」のが、今の時代です。

 

考える必要も、悩む必要も、躊躇する必要もありません。

ただアクションを起こすのみです。

 

 

それでも…

 

「そのアクションを起こせない人」もいます。

 

気軽に、誰もがやっていることですから、不安も、恥じらいも、罪悪感も、何一つ、抱く必要もないのに、それでも…

 

「そのアクションを起こせない人」がいます。

 

 

とはいえ…

 

長年、婚活カウンセラーをやってきて、色々な人を見てきて、私が思うことは、

 

気軽に、そのアクションを起こせないというのは、人としての「心のありよう」でもあるのかと…。

 

 

本来、異性に、自分の恋・愛的な感情を伝えるためのアクションというのは、そんなに気軽にできるものではありませんし、そもそも、そんな気軽にはしてはいけないものなのかもしれません。

 

 

ましてや、それが、自分の人生に大きく関わる「結婚」に繋がっていく可能性のあるものだとしたら、「気軽にアクションを起こせない…」というほうが、むしろ自然なことで、人としての「心のありよう」なんだとも、思います。

 

 

結婚相談所は、一般的に、費用もそこそこ掛かりますし、入会時に提出する書類等が多いといった、「敷居の高さ」もあって、集まってくる人たちの、本気度、真剣度、真面目度も、アプリや、街コンや、合コン等よりも、間違いなく高い傾向にあります。

 

それらは、ともすれば、「面倒そう…」「なんだか重い…」と、「気軽」とは真逆の立ち位置であるのかもしれませんが…

 

 

でも、そういった場所だからこそ、

 

 

今まで、それが気軽に出来なかった人でも、そんなに不安も、恥じらいも、罪悪感も抱くことが無く、自分の「心のありよう」に従って、アクションを起こせるのだと思います。