婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「専業主婦になってくれる女性」を望んでいる男性がいらっしゃいます

 

総務省統計局の「労働力調査」によると、2021年の共働き世帯数は1247万世帯、専業主婦の世帯数は566万世帯です。

 

ですので、今の日本では、夫が働いている家庭の約7割が、妻も働いているということになります。

 

それは、男女雇用機会均等法の浸透による男女間の賃金格差の縮小、働き方の多様性、家事分担の考え方の改変、そして男女関係なく「働くこと=生きがい」といった価値観の高まりといった、バックグランドがあるのかと思います。

(当然、より経済的に豊かになるためということもあると思います)

 

1980年には、共働き世帯数が614万世帯で、割合としては35%に過ぎなかったものが、この40年間で倍以上に増え「共働きが普通」の時代になりつつあると言えます。

 

ですが…

 

事情により、それが「出来ない方」がいます。

 

 

例えば、結婚相談所で婚活されている方でいえば、全国、全世界に転勤する可能性のある会社・職種の方たちが挙げられます。

 

・大手銀行・商社・メーカー等の方

・海外駐在をされている方

・国家公務員の方(キャリア官僚・裁判官等)

 

 

今はリモートワークが可能な会社・仕事も多いですので、必ずしも専業主婦になる必要はありません。

 

それでもまだ、日本の一般的な会社では、なかなかそういうわけにはいかない、というところが多いのが実際です。

 

そうなると、専業主婦になるか、仕事を変えるか、夫の転勤中は離職・休職するしか、「夫婦が一緒に暮らすという “普通のこと” 」ができなくなってしまいます。

 

もちろん今の時代「何が普通なのか?」ということは、それぞれの夫婦で考え方があって然るべきです。

 

それでも…

 

婚活をされている方の中には、「結婚したら一緒に暮らしたい!」と思われている、”共働きがそう簡単にはできない事情” の男性の方がいらっしゃるのも本当のところです。

 

 

今の時代、これからの時代、なかなか難しい問題なのですが…

 

結婚相談所としては、「こんな人結婚したい!」と思っている人同士をマッチングさせることが務めですので、頑張りたいと思っています。

 

 

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