「相方」を見つける場所。それが「お見合い」だから。
お見合いが終わって「あまり会話が弾まなかったんです…」といった感想を持つことがあります。（よくあることです）
お見合いというのは、会話をする場所です。
限られた時間であっても、会話をすることによって、少しでも、お互いを知り「可能性を感じられるかどうか？」を図る場所です。
ですので「会話が弾まない」というのは、かなりの致命傷です。
そもそも「判断」のしようがありません。
ですが…
初対面の人が、お見合いという「かなり特殊な場所」で、いきなり弁舌爽やかに、淀みなく、しかも、そこそこ笑いも交えて、しゃべれることのほうが「稀」です。
それはそれで、プロの「お見合い師」（？？）みたいで、「それって、どうなの？」という気もしなくもありません。（笑）
なので「会話が弾む」といったことは「どんなレベル感なのか？」を、予め自分の中で基準を決めて、お見合いに臨むことが大事です。
もちろん、お見合いは合コンではありませんから、常に男性がリードして女性を楽しませるといったようなことが「会話が弾む“基準”」というのは、完全な間違いです。
これから、生涯、対等な立場としてやっていく「相方」をみつける場所が、お見合いですから、どちらかが、どちらかを、一方的に楽しませるといった“基準”は、ありえません。
それでも…
結果的に、お見合いが終わって「会話が弾まなかった」というのは仕方がないことです。交際に進まないという判断も当然のことです。
ただし…
常に「自分は会話が弾むための努力はしたのか？」といったことを顧みることは必要なことです。
もし、その努力が、「今一つだった…」と感じるようなことがあれば、今までのお見合いのスタンスを変えてみる必要があるかもしれません。
お笑いコンビが、相方の面白いところを、お互いが引き出そうとするように、将来の「相方」になるかもしれない相手の良さを、できるだけ引き出そうと頑張ってみることも、お見合いでは大事なことです。
（せっかく貴重な時間を使って会っているわけですから。袖振り合うも他生の縁です）
それでも「弾まなかった…」というのであれば、そのお見合いのことは、サッサと忘れて下さい。（笑）
