結婚相手は “アッパーミドルクラス” 以上
昭和のフレーズ「ウチは中流家庭」
“アッパーミドル”(upper-middle)と言うと、なんだか、ちょっとカッコいい感じ(?)がしなくもありませんが…。
日本語にすると「中流階級の上位層」の意なので、高度経済成長期の“昭和”の家庭でよく言われていた「もう、ウチも中流だな〜」(その中でも良い方なんじゃない?、という響きも帯びて)と同じものだと考えてみると、「英語って魔法!」と、THE Japanese Peopleの私としては、改めて思ったりします。
すみません!しょうもない話からで…。(笑)
でも、あの頃は、誰もが“アッパーミドル層”であることを、信じて疑わなかったのにも関わらず、今は、一体、どれぐらいの人が「私はアッパーミドル層です!」と胸を張って言うことができるでしょうか?
(すみません。なんだか暗い話になってしまいますが…。)
平均年収から考える
そもそも、アッパーミドル(中の上)というもの自体が、定量的な基準があるわけではないです。ある意味、その人、その人が独自に思い込む概念のようなものなので、気分の問題というか、時代背景的なもので左右されるものなのかとも思いますが…。
でも、あえて基準を作るとしたら、平均年収に対して「自分はどの辺り?」というのが、一つの基準になるのかと。
因みに、今の日本全体の平均年収は436万円(中央値は370万円)だそうです。
ただ、最近よく話題になる、世界各国の平均年収みたいなものとも対比して、グローバルで見ていくと、もっと、なんとも言えない感じになっていくのですが…。
まあ、そんな、より暗くなる話は、とりあえず、心を鬼にして、置いておきまして…。
結婚相談所会員の年収分布
イー・マリッジが加盟している、IBJ(日本結婚相談所連盟)が公表している資料によりますと、会員様(男性)を年収別でみてみると、499万円以下が約3割、500〜699万円が約3割、700〜999万円が約2割、1000万円以上が約1割という内訳になっており、日本の平均年収を超える方が多数いらっしゃいます。
(イー・マリッジの会員様は、海外駐在員の方が多いので、海外赴任手当や年齢構成の関係で全体的にもう少し高いイメージがあるのがホントのところです。)
そういう意味では、結婚相談所の会員様は、アッパーミドル層と呼べる人たちが多いと言えます。(あくまでも収入基準です。)
でも、結婚相談の婚活カウンセラーのおばさん心としては、収入もアッパーミドルクラス以上のお相手に越したことはないと思っています。
ですが、それよりも、この世知辛い、閉塞感のある世の中にあっても、“人間力”がアッパーミドル以上のお相手、それどころか、もっと欲を持って、最高のアッパークラスのお相手と巡り会ってもらいたいと、心から願うばかりです。
一緒に、頑張りましょう!