選ぶ側、選ばれる側、選ばれない側
2022年01月19日
「なぜ、自分は、選んでもらえないんだろう?…」
何年か付き合ってきて「結婚も…」と思い始めていたのに、相手から“別れ”を切り出されて。
理由は「結婚までは考えられなかったから」と。
お見合いの時から話が弾んで、交際中も いい感じが続いて、「そろそろ…」と未来を描き始めていたのに、相手から“交際終了”を告げられて。
理由は「結婚のイメージが湧かなかったから」と。
普通の恋愛でも、結婚相談所の婚活でも、最後の最後は、相手からフラれる。自分がフラれる。
「なぜ、自分は選んでもらえないんだろう?」と、切ないというか、やりきれないというか、恨みたくなるというか…
そんな強烈な“劣弱意識”のようなものも感じてしまうこともある。
でも、ちょっと見方を変えて考えてみると…
恋愛・婚活の当事者は、最後は必ず、「選ぶ側」か「選ばれる側」か「選ばれない側」の3つの中のどれかに該当されます。
最終的に、自分が「選ぶ側」になったら、もちろん何の問題もありません。
そして「選ばれる側」になったのであれば、ただただ嬉しいだけです。
ですが「選ばれない側」になったら、その衝撃は計り知れません。
その記憶だけが、強く強く残ります。
「自分は選ばれない人間だ」と。
でも、1回や、2回や、3回ぐらいなら「選ばれない側」が、続くこともあるかもしれませんが、もっと回数を重ね、機会を重ね、n数を増やしていけば、自分が「選ぶ側」に立つ時もあるはずですし、間違いなく「選ばれる側」になることもあるはずです。
「選ばれない側」であり続ける人なんて絶対にいません。

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