雪と太陽と、沖縄とインドネシア
久々に東京に雪が降りました。(大雪警報が出たのは4年ぶりだそうです)
朝起きてみると「一面の銀世界!」と期待?したところですが…
どちらかというと、グチョグチョという感じの雪で、「歩きにくそう〜」というのが第一印象。(残念!)
でも、それも数時間で、陽が差している所は、早くも溶けていて、既に、ちょっと雨が降った後ぐらいの感じに。
「太陽の力って凄い!」と、小学校の3年生か4年生ぐらいの理科の授業で「太陽」について習った時と“何の成長も無い感想”を、改めて持ってみたりと。(笑)
でも、私の故郷の沖縄では、太陽が神様だったしますので、太古の昔から、人は誰もが、「太陽って凄い!」と、今と同じように思ってたんだろうな〜と、ロマンに浸ってみたり。
で、“太陽ついで”の話ですが…
沖縄の言葉では、太陽のことを、マタハリ(またはティーダ)とか呼んだりします、
ここ20年ぐらい、方言ブームというか、復興運動のような感じで、沖縄の方言をテレビとかでよく聞くようになってきたのですが、私が親の転勤で沖縄を離れたのは、本土復帰直後だったので(えっ?いつの時代のこと??という感じですが…1972年のことです)その後は、完全に東京ナイズ??されて育ったので、沖縄言葉を使うこともなく、忘れていたのですが…
それから月日は流れ、30年近く経った、2000年のインドネシア・ジャカルタで「マタハリ」という言葉を聞くことになり。(驚き!)
な、なんと、インドネシア語でも太陽のことを“matahari”と。
「おっ〜!きっと、ご先祖様はどこかで繋がっていたんだ!」と勝手にそう思い(笑)、勝手にインドネシアに益々親近感を覚えたという次第です。
因みに他にも同じような言葉はあって、沖縄名物のゴーヤチャンプルーの“チャンプルー”は混ぜるという意味なのですが、インドネシア語でも混ぜるは“campur”だったりと。(“ルー”とは伸ばして発音しませんが)
寒い寒い、雪の朝の東京から、今、この時でも、きっと30℃ぐらいはあるであろう、常夏の島インドネシアに思いを馳せて。
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