強い気持ちで伝える
我が家の愛犬“あゆん”の「犬の学校」を、今日から再開しました。
生後5か月ごろから週2~3回、近所にあるドッグスクールに通わせていました。
少しでも、おりこうな犬になって欲しい!との、親心?で…
ヒート、避妊手術で、しばらく通えなかったのですが、3ヵ月ぶりの登校。
朝、家を出た直後は、「今日は朝から散歩だ!ラッキー!」と嬉しそうでしたが、スクールの前まで来た時は「あっ、ここ覚えてる、あゆん、なんかちょっとやだ!」という感じで、前足で踏ん張り、中に入るのを拒否…
それでも、無理やり(?)スクールの中に入れると、懐かしいスタッフさんたちの顔を思い出したのか、少しテンションが上がった様子。
先生が出てこられて
(先生)「久しぶりですね、元気してましたか?」
(私)「避妊手術をした後、少し大人になったような気もしますが…、まだ、我が儘なところも沢山あって…」
(先生)「トイプードルは、犬種的に我が強い子が多いですから、どう上手く付き合っていくかですよ」
(私)「せめて、もう少し、マテができたら…、もうちょっと聞き分けのいい子になるのかなと…」(あゆんは、ご飯の時しかマテができなく…)
(先生)「ちょっと、いいですか」
先生がおもむろに、あゆんのリードを持ち、「はい、マテ!」といった瞬間、
“シャッ キーン”と、背筋を伸ばし!?、先生に向かってお座りをする、あゆん。
(先生)「お母さん、ちょっと座って下さい」と言われ、あゆんの目線に合わせて屈むと、反射的に、立ち上がって、こっちに来ようとする あゆん。
そこですかさず。
(先生)「マテ!」と、もう一声。
“あっ、はい、失礼しました”という感じで(?)慌てて、座り直して、背筋を“シャッ キーン”とさせる あゆん。
普段、家では絶対に見せない姿。
相変わらずこの先生、凄い!まるでマジシャン。
(先生)「大事なのは、この子に伝えようとする“強い気持ち”ですね。お母さんと一緒にいれば、それは、甘えちゃうんですけど、ここぞ、というときは、“強い気持ち”で、この子に伝えてあげて下さい」
初めて指導していただいた時にも「強い気持ちで伝えることの大切さ」を教わっていましたが、今日あらためて、再認識させてもらいました。
犬のしつけだけに限らず、「本気で何かを伝えたいとき」は、それがたとえ“人”であっても、たぶん、基本は同じなんだろうと…そんなことも、考えさせられる「学校」でした。