婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

“直情的な愛情”と“理性的な愛情”

 

夫婦にとっての“愛情”とは、何なのでしょうか?

 

なんだか、いきなり“じと〜”とした“問い”から始まって、すみません!

(今、私が、夫婦関係に悩んでいるとかではないので…ご心配なく。笑)

 

結婚する前には「これでもか!」というぐらい、何度も、何度も、お互いに“愛情”を確かめ合って、刷り合わせて、誓い合って結婚したのに、それから何年か経つと「あれっ?、あの愛情って、なんだったんだっけ?」と呆気ないくらいに忘れてしまうことがある。(全ての人がそうだとは言いませんが…)

 

でも、相当数の人が、“あの時の愛情”を“あの時のまま”抱き続けているということはないような気がします。

 

年月の経過と共に、環境の変化と共に、心の移り変わりと共に、その愛情にも、何かしらの“変化”があるのは、ある意味自然なことなのだと思います。

 

でも、だとしたら、結婚前に「いつか、この愛情が変わっていってしまうのでは?」と恐れていても仕方がありません

 

むしろ、出会った時、好きになった時、結婚しようと思った時の、“直情的な愛情”そのままでなく、安らぎとか、慈しみとか、人としての優しさとか、そんな“理性的な愛情”に変わっていくのであれば、それはそれで理想の夫婦の“愛情”の形なのではないかと思います。

 

 

とは言え、一番の問題は…

 

結婚前に、「そんな理性的な愛情を持てる相手かどうか、どうやって見分ければいいの!?」ということかと。

 

その“問い”への答えは、婚活カウンセラーとしても、なかなか難しいところではあるのですが…

 

でも、少なくとも言えるのは、今“婚活”をしている人たちは、中学生や、高校生ではありません、一人前の大人です。(当たり前のことですが…)

 

もちろん、婚活でも、好きになる、恋をする、夢を抱くといった、中高生の時の恋愛と同じプロセスがベースにあって構いません。

 

ですが、それにプラスして、恋愛真っただ中においても、既にお相手に対して、何かしらの“理性的な愛情の片鱗”を、客観的に俯瞰的に自覚していなければいけないと思います。

 

 

なぜなら、それが、恋愛と婚活の違いですし、子供と大人の違いですから。