目的と手段が入れ替わっていませんか?-お見合い結婚-
2021年10月17日
今更、改めて言うことではないかもしれませんが…
結婚相談所というところは、“お見合い”という方法で、お相手を探し、結婚するところです。
もちろん、見ず知らずの男女が“初めて会う”のですから、その時点で、そこに、恋愛感情といったものは一切ありません。
それでも…
仕事の打ち合わせで会うわけでも、何かを相談するために会うわけでもなく、あくまでも“結婚するかどうか?”を前提に会うわけですから、そこに何かしらの“好きになれるための予兆”は、あるべきなのだと思います。
それが、お相手への“希望条件”です。
年齢が近い、料理上手、背が高い、趣味が合う、高学歴、高収入等々…
そういった“希望条件”を事前に刷り合わせて、それに合致した人と会う。
それが“お見合い”です。
ですが、ともすれば…
好きになれること(目的)と、希望条件(手段)が、いつの間にか入れ替わっていることが往々にして起こります。
“好きになれるための間口”は広く、“好きになれるための拘り”は具体的に持っていたほうがいいです。
でも、それは、どこまでも“好きになるための手段”でしかありません。
お見合い結婚であっても、最終目標は“好きになること”です。