何のためのアピールなのか(自己PR文)
「食べることが好きです!」
結婚相談所の自己PRに、そう書いている人は結構多くいらっしゃいます。
「結婚生活で大切なことは三つの袋です!」と、かつて結婚式のスピーチの定番だった “胃袋(食)”に関することなので(今でも話す人いるのかしら…?笑)、決して婚活に馴染まない話ではないのですが…
でも、せっかくなら「もう一捻り欲しい!」というのが、婚活カウンセラーとしての本音です。
「食べることが好き」とアピールすることで、相手から“どんな共感を得たいのか?”ということを、もう少し深掘りしてもらえれば…と。
例えば、もし「食べることが好きです!」の意図するところが、「一緒に楽しく食事がしたい!」だから、「お相手も、できれば食べることが好きな人がいい」という思いであるのだとしたら…
「食べることが好きです」だけで終わらせるのではなく…
例えば、続けて、その後に、「日々の食事は健康にも大切なことだと思っていますし、また、いつも楽しく食卓を囲めるような家庭を築ければと思っています」まで続けた方が良いと思います。
そうすれば、「どんな人に対し?」「自分のどんな思いを?」その自己PRでアピールしているかが明確になります。
(「食いしん坊で、外食とかが好きそう?」といった、そんな懸念を持たれることもなくなるかと思います…笑)
この「食べることが好きです」だけに限らず、自己PRに書く内容は、単に自分の特徴や、嗜好をアピールするのではなく、その自分の特徴や嗜好によって「どういった結婚生活を望むのか?」、もっと言うと「お相手にどんな“ベネフィット”が与えられるのか?」と、そこまで深掘りして、書くことがとても大事なことです。
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