婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「最初はピンとこなかったんですけど…」という一例

 

「良い人だったんですけど、ちょっとフィーリングが合わなかったというか、少しイメージと違ったので… すみません、今回はお断りということで」

 

お見合いをして、「交際に進むか?進まないか?」を検討した結果、残念ながら“お断り”と判断した際に、上記のような“理由”を挙げられることがよくあります。

 

 

「フィーリングが合わない」「イメージと違う」というのはまさに、如何ともし難い決定的な理由とも言えますので、それはそれで正しい判断なのだと思います。

 

ただ敢えて、希少な可能性を見出すべく考えてみるなら…

それは思い込みと先入観が入り混じった判断ではなかったでしょうか?

 

 

前述したように、フィーリングやイメージといった、理屈ではない“自分の感覚”で判断することは正しいですし、特に“お見合い”といった特殊なシチュエーションでは、それを頼りに判断することは色々な意味で効率的です。

 

ですが、その判断をより正確に、研ぎ澄まされたものにするためには、お見合いの前までに、自分が、お相手のプロフィールから勝手に想像していたものと、お見合い後にお相手から感じたものを、一旦切り離して、別物として考えてみることも必要だと思います。

 

なぜなら、自分が“お見合い前に想像していたもの”と、“実際との相違”が、その後“交際”に進んでいった時に、必ずしも、受け入れ難いものになっていくかどうかは、その時点では判断出来ないことも多いと思います。

 

(もちろん、プロフィールに書かれていたものと全く違って、「そりゃあ詐欺だよ!」というレベルであれば、即「お断り」でいいですが…笑)

 

 

その“相違”が、自分が今気づいていない、潜在的意識の中で望んでいたものだったということも、あるのだと思います。