婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

高望みを貫き通す

 

「イケメンじゃなきゃダメ!」

「年収1千万円以上じゃなきゃダメ!」

「東京に住んでなきゃダメ!」

「東大か、京大か、早稲田か、慶應じゃなきゃダメ!」

もし、そんな“婚活”をしている女性がいたとしたら...

 

「現実を分かってるのか?!」

「なにを夢みたいなこと言ってんだ!」

「そんな人と、出会えるわけないだろう!」

「そんなんじゃ、一生結婚なんてできないよ!」等々、

そんな、ありとあらゆる?罵詈雑言、誹謗中傷、そしりはしりを、言ってみたくなる人もいるかもしれません。(心の中でお願いします!…笑)

 

一般的に、婚活で“高望み”という言葉が使われる時は“ネガティブ”な意味合いのことが多いような気がします。

 

世界中に、男性は35億いるとは言っても(なんだかなつかしい…笑)、お相手への条件が高くなればなるほど、その条件を満たす絶対人数は少なくなるので、単純な出会いの“確率”は下がっていきますし、そもそも結婚には“釣り合い”という要素も少なからずあって…、相手にだけ求めすぎるのも「んっ?どうなの?…」という気持ちになるのかと…

 

ですが、そんな一切のエモーションを排除して、客観的に、冷静に、そして暖かい目で見てあげると、「高望みを貫き通すことも間違ってはいない」と、婚活カウンセラーとしては、言ってあげたいかと。

 

それは、最終的には、「なぜ結婚したいのか?」といった、“根源的なこと”に行き着くと、思っているからです。

 

自分の人生にとって大事なことは何なのか?本当に自分が求める幸せとは何なのか?は、人によって違うはずですし…、極論を言うと、自分の理想の人と結婚できなければ「結婚しない」という選択肢があっても、いいのだと思います。

 

ただ、婚活カウンセラーとして、もう一つ、言ってあげたいのは…

それを一生貫き通してもいいのですが、しばらくして「やっぱり結婚しようかな~」と意志を変えることがあっても、それはそれで、いいのだと思います。

人とは、そういうものだと思いますし、結婚というのも、そういうものです。