補い合うということ
「あれ?なんだか痒い!」と思って、ふと、足を見てみたら、蚊に刺されていました…
今年の夏は、蚊に刺された記憶がほとんどなかったのに…悲しい…
昨年、あゆん(我が家のトイプードル)が、家にきてから、刺されたら可哀そうと思い、1日1回スプレーを噴射して、壁に止まった蚊をやっつける、というタイプの蚊取り線香(?)を使っていたら、思いのほか、よく効いてくれていて、助かっていたのに…
(昨日はスプレーするのを忘れたのか…?)
久々に蚊に刺されてみて、思い出したのは、
インドに暮らしていた時に、マンションのエレベーターホールに、大きなヤモリがいました。
インドだけでなく、その近辺は、どこに行ってもヤモリは必ずいて。
(私の故郷の沖縄にも普通にいるのですが…)
ですが、夫が大の虫嫌いで、何年も東南アジアに駐在していた割には、全く慣れず…
特に、その時、住んでいたインドのマンションは、ワンフロアに2部屋だけで、エレベーターを降りたらすぐ目の前が玄関という構造だったので、エレベーターの扉が開いた瞬間に目の前の壁に、大きなヤモリが出現するのが、よほど恐怖?だった…らしく、私に「何とかしてくれ!」と頼まれたことがありました。
ヤモリは「守宮」「屋守」と書くこともあるぐらい、そんなに悪い生き物ではないのに…と、思いつつ、夫の「懇願」する姿に負けて…、ゴメンね!と心で謝りながら、ほうきで、下の階に追いやって、退出していただきました。
ところが、次の日の朝のことです。
夫が出勤する際、エレベーターホールに出てみると、「えっ!」と、さすがの私でも声が出てしまうほどの、今まで見たこともないような、大量の「蚊」。
「な、なんで?」
そ、そうか、ヤモリを追い出してしまったからだ…、生態系を壊してしまった…
さすがの夫も、蚊の大群と、ヤモリを天秤にかけたようで…
後日、ヤモリさんには、もう一度お戻りいただくことになりました。
と、長くなりましたが、蚊にさされたことで、そんなことを思い出しました。
虫がダメな夫と、結構平気な私。
でも、もし私もダメだったら、どんなことになってたんだろう?と、想像しつつも…
まあ、夫婦っていうのは、どちらかが、どちらかの足りない部分を補って、そうやって、バランスを取っているもの、なんだろうなと…
そんなことを、今日は、あらためて思い返していました。
次回は、インドの大トカゲと戦う編です。乞うご期待(笑)
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