お断りを気にしすぎない
お見合いを終えて、
「いい人だったとは思うけど、なんとなくフィーリングが合わないような気がする。申し訳ないけれど、今回はご縁がなかったということでお断りしよう」
そんなふうに感じることがあると思います。
きっと、多くの方が経験されているのではないでしょうか。
ご縁とは本当に不思議なもので、「悪いところがあるわけではないのに、なんとなく違う」と感じることは珍しくありません。
そしてその後、実はお相手もお断りだったことがわかった時に、
「う〜ん、私の何がいけなかったんだろう…」と、自分を責める気持ちが湧いてくることもあるかもしれません。
わかります。
その気持ち、とてもよくわかります。
ですが。
それをあまり気にしすぎるのは、やめておきましょう。
きっと、こうしたことを気にしてしまう方は、もともととても思いやりのある、優しい方なのだと思います。
「もしかして、お相手に不快な思いをさせてしまったのでは」
「私の言動に至らないところがあったのでは」
そんなふうに考えて、心を痛めていらっしゃるのではないでしょうか。
でも、よく考えてみてください。
今回のお見合いは、お互いに「この先に繋がるご縁ではなかった」と判断した結果です。
あなたが「フィーリングが合わない気がする」と感じたのなら、お相手もまた、同じように感じていた可能性が高いのです。
どちらかが悪い、という話ではありません。
相性の問題です。
相性には、努力や誠実さだけではどうにもならない部分もあります。
それなのに、
「お断りされたのは、私がダメだったからだ」
「私には魅力がないのでは」
と、自分を責めてしまう…。
もしかしたら、その裏には
「他人からどう思われているかが気になる」
「できるだけ多くの人に、良く思われたい」
「誰からも“いい人”と思われなければいけない」
という思いが隠れているのかもしれません。
でも、お見合いの結果を“自分の評価”のように考える必要は、まったくありません。
婚活というのは、極論を言えば、100人とお見合いして99人からお断りされても、たった1人とご縁がつながればそれでいいのです。
その1人と、しっかりと関係を築いていければ、それがあなたにとっての「大成功」なのです。
ですから、
「全員から良く思われなければいけない」
という考えは、少しズレているのかもしれませんね。
他人の目ではなく、自分の気持ちを大切にしてみてください。
「この人ともう少し話してみたい」
「一緒にいて、自然と笑顔になれる」
そんな自分の“心の反応”を、素直に信じて婚活を進めていきましょう。
うまくいかなかったご縁は、あなたのせいではありません。
そして、それを気にしてしまう優しさは、きっといつか、あなたにとって大切なご縁を引き寄せてくれるはずです。
焦らずに、自分らしく、一歩ずつ進めていきましょう。
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