婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

お断りを気にしすぎない

 

お見合いを終えて、

「いい人だったとは思うけど、なんとなくフィーリングが合わないような気がする。申し訳ないけれど、今回はご縁がなかったということでお断りしよう」

そんなふうに感じることがあると思います。

 

きっと、多くの方が経験されているのではないでしょうか。

ご縁とは本当に不思議なもので、「悪いところがあるわけではないのに、なんとなく違う」と感じることは珍しくありません。

 

そしてその後、実はお相手もお断りだったことがわかった時に、

「う〜ん、私の何がいけなかったんだろう…」と、自分を責める気持ちが湧いてくることもあるかもしれません。

 

わかります。

その気持ち、とてもよくわかります。

 

ですが。

それをあまり気にしすぎるのは、やめておきましょう。

 

きっと、こうしたことを気にしてしまう方は、もともととても思いやりのある、優しい方なのだと思います。

「もしかして、お相手に不快な思いをさせてしまったのでは」

「私の言動に至らないところがあったのでは」

そんなふうに考えて、心を痛めていらっしゃるのではないでしょうか。

 

でも、よく考えてみてください。

 

今回のお見合いは、お互いに「この先に繋がるご縁ではなかった」と判断した結果です。

あなたが「フィーリングが合わない気がする」と感じたのなら、お相手もまた、同じように感じていた可能性が高いのです。

 

どちらかが悪い、という話ではありません。

相性の問題です。

相性には、努力や誠実さだけではどうにもならない部分もあります。

 

それなのに、

「お断りされたのは、私がダメだったからだ」

「私には魅力がないのでは」

と、自分を責めてしまう…。

 

もしかしたら、その裏には

「他人からどう思われているかが気になる」

「できるだけ多くの人に、良く思われたい」

「誰からも“いい人”と思われなければいけない」

という思いが隠れているのかもしれません。

 

でも、お見合いの結果を“自分の評価”のように考える必要は、まったくありません。

 

婚活というのは、極論を言えば、100人とお見合いして99人からお断りされても、たった1人とご縁がつながればそれでいいのです。

その1人と、しっかりと関係を築いていければ、それがあなたにとっての「大成功」なのです。

 

ですから、

「全員から良く思われなければいけない」

という考えは、少しズレているのかもしれませんね。

 

他人の目ではなく、自分の気持ちを大切にしてみてください。

「この人ともう少し話してみたい」

「一緒にいて、自然と笑顔になれる」

そんな自分の“心の反応”を、素直に信じて婚活を進めていきましょう。

 

うまくいかなかったご縁は、あなたのせいではありません。

そして、それを気にしてしまう優しさは、きっといつか、あなたにとって大切なご縁を引き寄せてくれるはずです。

 

焦らずに、自分らしく、一歩ずつ進めていきましょう。

 

 

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