婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「もっと理想に近い人が、まだいるんじゃないかな?」と思った時に

 

婚活をしていると、ふと、

「この人で本当にいいのかな?」

「もっと理想に近い人が、まだいるんじゃないかな?」

と感じてしまうことがあるかもしれません。

 

正直な話、誰にでもあることだと思います。

頭では「完璧な人なんていない」ってわかってるのに、いざ相手を見ると、つい“アラ探し”をしてしまう…。

 

でも、よく考えてみてください。

自分だって、完璧じゃない。

なのに、相手には「完璧に近い人」を求めてしまう…。

これは、ちょっと不公平かもしれません。

 

とはいえ、「じゃあ全部我慢して、欠点を受け入れましょう!」と言いたいわけではありません。

 

むしろ逆です。

 

「自分がどうしても受け入れられないことは何なのか?」を、ちゃんとハッキリさせておくことが大事なんです。

 

たとえば、

「時間にルーズな人は無理」

「家族を大事にしない人は受け入れられない」

「金銭感覚が合わないのはしんどい」…等々、人によって「譲れないライン」は違うと思います。

 

それを曖昧なままにしていると、いつまでたっても“もっといい人がいるかも”と、婚活が終わらなくなってしまうのではないかと思います。

大事なのは「欠点がない人」を探すことではなくて、「自分に合う欠点」を持っている人かもしれません。

 

 

欠点を見つけることに目を向けるよりも、「自分にとって、本当に大事なことって何だろう?」と考えてみると、判断基準がクリアになってくると思います。

例えば…

・価値観が合うこと

・安心できる関係であること

・将来を一緒にイメージできること 等々

 

そういった“軸”が見えてくると、

「この人のここは気になるけど、そこまで重要じゃないな」

「でもこの部分は、私にとって譲れないから難しいかも」

と、冷静に見られるようになると思います。

 

 

婚活で本当に大切なのは、「理想に近い人」を探すことではないのだと思います。

 

理想の100点を探す旅は、終わりがないですし、正直ちょっと疲れます。

 

でも、「ちょっと不完全でも、自分にとって大切な部分が合う人」を見つけることができたら、それはきっと、長く穏やかに続くご縁につながるはずです。

 

まずは、自分の“心の優先順位”を見つけてみてくださいね。

 

 

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