「ちょっと、何、言ってるか、分からないです」
今、目の前にいる人が、もしかしたら「生涯の伴侶」になるかもしれない、お見合いの席で、お相手の言っていることが、「ちょっと、何、言ってるか、分からないです」状態(サンドさん?笑)になってしまったら…(お見合いは全集中が基本ですよ!笑)
その時は、運命の分かれ道です!(??)
その会話の流れを切らさないために、少々、何を言っているのかわからなくても、そのままスルーするのか?
それとも、
「すみません。もう一度、言ってもらっていいですか?」と話の腰を折ってでも、敢えて聞き返すのか?
その二拓です。
普通に考えると、後者のほうが人として誠実です。てきとうな相槌を打ちながら会話を続けるよりも、圧倒的に好感が持てます。
ですが、極論を言うと、会話というものは、相手の言っている意味、真意が、必ずしも正確には分かっていなくても、成り立っていくものです。
もちろん、お相手から何か結婚に関わる重大な質問をされているのであれば、適当に答えてはいけません。(当然です。笑)
でも、その時の会話の流れが良い感じできているのなら、「そこまで明後日の方向ではない!」と、ある程度の確信が持てるのであれば、そのままスルーするというのもアリと言えばアリです。
その先の会話に進んだ時に、もし違和感を抱いたなら、そこから修正をしていけばいいと思います。
会話というものは、噛み合っているようで噛み合っていない、ということも往々にしてあるものです。
でも、大事なことは、その違和感を抱いた時に、修整を試みながら“お互いの思いの共通化”を図っていくことです。
お見合いは「生涯の伴侶」を探すことが目的です。
会話の中で「それができるかどうか?」も、その目安の一つになると思います。