婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

婚活の真の成果

 

例えば、高校受験とか、

例えば、大学受験とか、

例えば、就職活動とか、

 

私たちは、人生で、そんな「成果」を求められることに“慣らされて”ずっと生きてきたような気がします。

 

ですので“婚活”も同様に「成果を求められている」と感じながら、活動されている方もいらっしゃるのかと…。

 

正直なところ、そういった気持ちになるのも分からなくもありません。

 

結婚相手によって、少なからず自分の人生は変わっていくものですし、そもそも結婚するか、しないかで、人生は大きく変わっていきます。

 

婚活をされている方たちは「結婚したい!」と思って婚活をしているわけですから、まずは結婚ができなければいけないわけですし、更に、自分の人生が今よりも良くなる方向に変われる相手と結婚しなければ「成果」とは言えないわけです。

 

そういう気持ちはよく分かります。

 

 

でも、私たちは、過去を振り返る時に…

 

「もし、あの時、あの学校に合格してなかったら、今、自分はどうなっていたのだろう?」「もし、あの時、この会社に内定を貰えてなかったら、今、自分はどうなっていたのだろう?」と“恐怖”を覚えると同時に…

 

「もし、そうであったとしても…“今とは種類は違うけど、それはそれで良い人生”を送っていたのではないだろうか?」と“幸福な未練”を感じている自分も、どこかにはいるはずです。

 

 

「婚活の真の成果」は、受験や、就活なんかよりも、もっとずっと後、人生の最後の最後でしか出てきませんから、「目の前の成果」に振り回される必要は、実はまったく無いのかもしれません。