婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

欲しいものは欲しい!

 

たとえ、空気の読める、感受性の鋭い子であったとしても、小学校の低学年ぐらいまでは、「欲しいものは欲しい!」と、ある程度は言えたのかと。

 

でも、そこから時間の経過とともに、学校では教えてくれない社会の仕組みとか成り立ちとか、本を読んだだけじゃ、どこか別世界のことと違和感を抱きながらでしか我が身とは重ねられない人間の感情の移り変わりとか、思いもよらない起伏とかを目の当たりにしていくうちに、「欲しいものは欲しい!」と、なかなか言うことができなくなっていくのかと。

 

 

婚活で上手くいく人の一つの特徴は「欲しいものは欲しい!」と、そこそこには、言える人のような気がします。

 

端から見れば、少々、子供っぽくても、結局のところ、そのほうが本当に欲しいものを得ることができるし、それを掴む迄の過程もシンプルに進められるのだと思います。

 

とはいえ、じゃあ、今迄培ってきた自分の中の理性を捨てて、子供の頃に戻ろうと試してみたところで、それは、「大人になること」よりも遥かに難しいことを嫌というほど、思い知らされるのかと。

 

 

この課題は、本当に難しいと感じます。

 

お見合いおばさんなんかが、太刀打ちできることではないと、無力さすら感じます。

 

だけど、もし、そこに、唯一の光的なものを見出す方法があるとすれば、

 

何が自分にとっての幸せなのか、欲しいものは何なのかを、身勝手に、独りよがりに、そこに黒い自分を感じながらも…、もう一度だけ、考えてみることではないかと。

 

自分の人生が懸かっていることなのだから、それでいいのではないかと思います。