婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「仏作って魂入れず」にならないように

 

お見合いが終わったら、必ず、お相手の方に「今日は、ありがとうございました」と、お礼を言いましょう。

 

交際に進んでデートの後は、必ず、お相手の方に「今日は、ありがとうございました」と、お礼を言いましょう。

 

真剣交際に進んで、丸一日、将来について語り合った後は、必ず、お相手の方に「今日は、ありがとうございました」と、お礼を言いましょう。(その頃には「今日は、どうもありがとう」と、もう少しフランクになっているかと思います)

 

プロポーズされて、そのプロポーズを受けた日の帰り際には、必ず、お相手の方に「今日は、本当にどうもありがとう!」と、お礼を言いましょう。

 

 

『そんな小学生みたいなこと、言われなくても分かっているよ!(怒)』という方もいらっしゃるかもしれませんが…

 

でも、そんな“小学生みたいなこと”が、婚活では、ものすごく大事です。

 

 

もう少し、その小学生みたいなことを、詳しく補足しておきますと…

 

「ありがとうございました」は、ただ「ありがとうございました」と言えばいいというものではありません。

 

ましてや、会社の上司や同僚や得意先に向けて言うような「ありがとうざいました」では絶対にいけません。せめて社食のおばさんが、いつもより少しだけおかずを多くよそってくれた時に自然と出る「ありがとうございました」でなければいけません。

 

 

とはいえ、お見合いが終わった瞬間に「残念ながらお断りで…」と思っているのであれば、お相手に誤解を与えるような「ありがとうございました」は、NGです。あくまでも貴重な時間を使ってくれたことに感謝する「ありがとうございました」でなければいけません。

 

ですが、「また、この人と会いたい!」「もっと、この人のことが知りたい!」「できれば、この人と結婚したい!」「この人と結婚できるなんて幸せ!」と、それぞれの段階で、本気でそう思ったのであれば、最低でも、社食でおかずを一品おまけしてくれた時ぐらいの「ありがとうございました!」を言わなければいけません。

 

 

「ありがとうございました」という言葉は、ともすれば意識することもなく、何の感情も抱くこともなく、そこに大した意味を持つことも無く発することができる言葉です。

 

だからこそ、その「ありがとうございました」に“心”(魂)が入っていたならば、その「ありがとうございました」は、お相手にとって、全然違った意味をもつ「ありがとうございました」になるはずです。

 

 

「ありがとうございました」

 

婚活では、むちゃくちゃ、大事な言葉です。