婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「今やりたいことをやる」その時に….

 

人は、常にありとあらゆることを想定して、目標を立てて、その未来に向かって、計画的に、着実に生きていかなければいけない(?)と…。

 

なので「今、やりたいことをやればいい!」というのは、言葉の響きとしては素敵ですが、どこか刹那的な感じがしなくもありません。

 

 

とはいえ…

 

常識の範囲内で「今やりたいことをやる」というのは絶対的な“正”です。

 

転職先が決まったからといって、引継ぎもせず、お世話になった人への挨拶もそこそこに、とっとと会社を辞めてしまうみたいなことはダメですが、

 

でも、恋愛で「他に好きな人ができてしまった…」というなら、結局のところ、その「今やりたいこと」を優先させることが“正”です。

 

もちろん、今の相手に別れを切りだす時は、人としての最低限の気遣いや、心配りや、根回しや、説明や、真摯な態度といったものはMUSTです。

 

それでも、まったく同じタイミングで、その相手も「他に好きな人ができた」という奇跡的なことがおこってない限り「100%後腐れ無し」ということは残念ながらありえません。

 

 

結婚相談所というところは、お見合いして、交際して、それなりに心を通わせ合っても、それでも、交際終了になるということは“よくある”ことです。

 

そういうことが“よくある”と、結婚相談所で婚活している人達は、事前にある程度分かっていますし、又、その二人の間に結婚相談所が入りますので、刃傷沙汰??になるようなことは絶対にありませんが、それでも「なんとも言えない思いになる」ことはあります。

 

もう一度言っていきますと、「今やりたいことをやる」というのが、恋愛でも婚活でも、人生でも“正”です。

 

ですが、それをする時に、誰かが、どこかで「なんとも言えない思いになることもあるかもしれない…」ということを、少しだけ慮ってみることは、人としての“正”のような気がします。