婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「好き」の理由

 

社会の一員である以上、あらゆる場面で「理由」を説明しなければいけません。

 

会社の仕事なんかは、まさにその筆頭格で、何をやるにしても、「なぜ ぞれが必要なのか?」「どうやって進めるのか?」「どういったアウトプットを想定しているか?」等々を、常に説明し続けなければいけません。

 

ただそれは、特に誰かに説明する必要の無い、自分自身で完結できることであっても同じです。

 

むしろ、誰もアドバイスをくれない分、より強固で明確で理論的な「理由」が必要になるのかもしれません。

 

 

 

そんな風に考えると…

 

なんだか、生きるって、いろいろ面倒です。

 

いちいち、「理由」を探して、作って、理論立てて、一生、説明し続けるというのは、結構、しんどいことです。

 

 

でも…

 

婚活だけは、その「理由」を、あまり無理に見出す必要はないのかと…思います。

 

 

たとえば、「嫌い」という感情には、結構、明確な理由があると思います。

そんなに深く考えなくても自然に理由が出てくると思います。

 

 

 

ですが、「好き」という感情には、あまり、明確で論理的に説明できるような理由は、そもそも存在しないのかと…。

 

 

もちろん、「結婚して大丈夫か?」の検証は、しておかなければいけませんが、「なぜ好きなのか?」の理由を、あまり深く追い求める必要は無いんだと思います。

 

 

 

世の中の色々なことの中で、唯一、「それ」」だけが、あまり理由のいらないことのような気がします。