婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「夫の大学は…」

 

結婚相手に求める条件として「できれば〇〇大学以上の人が…」「私と同じ〇〇大学以上の人が…」「せめて〇〇大学群卒以上の人を…」等々“学歴”に関する希望を持たれる方は、結構いらっしゃいます。

 

それは「結婚相談所での婚活」では、普通のことです。

 

「次男の人がいい」とか、「35歳までの人がいい」とか、「東京在住の人がいい」とか、そういったものと同じ「希望条件の一つ」に過ぎませんので、全然ウエルカムです。

 

むしろ、お相手を絞り込み易くなりますので、よりスムーズに婚活を進められます。

 

 

また「学歴」というのは、未だ、実際に見たことも会ったことも無い、なんだかよく分からない人を、ある程度具体的にイメージするための有効な指針の一つになるとも言えます。

 

もちろん、いわゆる高学歴といわれる偏差値の高い大学を出ているのであれば、エリートっぽい感じもしますし、「DNA的に子供にも良い影響を与えるのでは?」といった期待もあるかとも思います。

 

それはそれで、結婚相手に求める条件として、全くダメなことではありません。全然、望んでいいことです。

 

 

ですが、一つ言っていきますと…

 

結婚してから、出身大学名を発表するような場面は、ほぼほぼ、ありません。

 

例えば、私の場合ですと…、海外駐在中に他の駐在員家族と食事会をした時とか、ゴルフコンペに参加した時とか、日本の社宅の掃除で集まった時とか、「いかにも」そんなことが話題になりそうな場面でも「ご主人の大学どこ?」「あなたの大学どこ?」なんて聞かれたことは、一度もありませんでした。

 

人にもよるのかもしれませんが…、この個人情報保護の時代、実力主義の時代に、大学名を聞くことも、敢えて言うことも、たぶん、ホントに無くなってきているんだと思います。

 

 

自分が好きになれるお相手の条件として「〇〇大学卒の人!」と希望するのは、全く問題ありません。

 

でも、「いつか他人に言う時に、〇〇大学以上のほうが…」なんていう思いも入っているのだとしたら、それは、きっと、まったくの杞憂に終わります。

 

 

拍子抜けするぐらい、結婚した後は「言いたくても」「言いたくなくても」言う場面は、ほぼほぼ、ありません。(笑)