お見合いでキーとなる “趣味”
活動開始にまず必要なことは「プロフィール」作り
男性:「ごっ、ご趣味は?」(緊張気味に)
女性:「おっ、お茶と、お華を少々」(恥じらうように)
そんな古式ゆかしい“Theお見合い”でのQ&Aは、現代の結婚相談所のお見合い(婚活全般)でも大切です。
結婚相談所に入会し活動を始めるにあたっては、自身の「プロフィール」が必要になります。
そのプロフィールの内容は、写真・年齢、生年月(特定されないように生まれ月まで)、身長、体重、職業、年収、学歴、家族構成等と、自己PR文、担当カウンセラーからのPRとなっています。
なぜ「趣味」なのか
その中では、もちろん写真もそうですし、職業、学歴、収入等といった条件も大事な「選ばれるための」要素です。
ですが、このIT全盛の令和の時代になっても「趣味」は、未だ、お見合いの重要なキーとなるものです。
そもそもお見合いで「なぜ趣味を聞くのか?」と言えば、それは「質問することが他にないから…」では、全くありません。
その趣味を通して「その人がどんな人なのか?」に限りなく近づくためです。
写真や職業や学歴や収入は…
「うちの旦那慶応なの〜」「大手の商社に勤めてるの〜」と他人に説明するための“アウトライン”にしか過ぎません。
夫婦としての濃厚な時間を楽しく、幸せに過ごすためにの「結婚」というものには、ほとんど役に立ちません。
ですので、お見合いでは、アウトラインではなく、その人というものを少しでも知ることができる“ディテール”の部分がとても重要になってくるのです。
その一つが「趣味」です。
「自分」というものを表現するために
イー・マリッジに入会案内で来られた方へお尋ねすると、「私、あまり趣味がないんです…」という方も中にはいらっしゃいます。
なんだかいつも忙しくて、世知辛い世の中で、「趣味」という、ともすれば高尚とも言えるものを持つということに、若干の後ろめたさすら感じているのかもしれません。
でも、別に、クルーザーとか、ヨットとか、ワインとか、乗馬とか、絵画の収集とか(バブルっぽい?)、そんな趣味でなくていいんです。
朝起きたときにベランダで育てているワケギに水をやることでも、通勤途中に変わった形の雲の写真を撮ることでも、スパイスカレーの食べ歩きでも、そんな、なんとなくでも“自分というものを表現できるもの”であれば、それでいいのです。
何気ないことでいいんです。
趣味を持ちましょう。