婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

結婚相談所の “counseling”

 

「あなた理想が高すぎるのよ!」
「そんな夢みたいなこと言ってたら、一生結婚なんてできないわよ!」
「結婚したいなら私の言う通りにしなさい!」

 

結婚相談所に話を聞きに行ったら…

 

いきなり、怖いおばさんが出てきて、そんな感じで説教(罵倒?)されるのではないだろうか…と怯えている方もいらっしゃるのでは…笑

 

確かに一昔前までは、そういったキャラクターを売り?にしていたというか…「婚活カウンセラーとはそう言うものだ!」という信念を持って仕事をされていた方もいらっしゃったとは思います。
(多少は今でも?…)

 

ですが、「部活の練習中に水が飲めること」が当たり前になったように(今考えてみると恐ろしい…)、
「褒めて伸ばすこと」が当たり前になったように、
「個が最も尊重されること」が当たり前になったように…

 

今の世の中では、「私が正しいのよ!」「だから私の言うことを聞いておけばいいのよ!」みたいな(ちょっとデフォルメし過ぎですが…笑)、そんな婚活カウンセリングはスタンダードでは無くなりました。

 

そもそも婚活カウンセラーというものは、部活の顧問でも、学校の先生でも、ブラック企業の社長でもありません。

 

“counseling”とは、その言葉の意味の通り「問題や悩みを抱えている人の相談に乗り助言をすること」です。

 

もちろんプロとして対価をいただいているわけですから、その助言は経験と専門的知識に裏付けされた的確なものでなければなりません。

 

ですが、絶対的な正解が無い、これ!と言った王道が無い、確実なものが何も無い「婚活」という「問い」に対し「私の言う通りに!」という「解」は、あまりにも無責任で、非科学的で、もはやcounselingでもありません。

 

婚活を成功させるための「counselingとは何か?」という「解」を、これからも考え続けていかなければと思っています。