婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

好きになってもらうための“ギャップ”

 

婚活の場面でも…

 

全てが、見た目通り、イメージ通りよりも、「えっ?そんな一面もあったの?」と、何かしらの“意外性”があるほうが、他人から興味を持ってもらいやすくなります。

 

いわゆる“ギャップ萌え”(既に死語?…笑)の類です。

 

 

ですが、なんでもかんでも“意外性”があれば、“好意”を抱かれるといわけではなく、単なる“興味”で終わってしまうことも多々あります。

 

では、その「“好意”と“興味”の境目は何か?」と考えてみますと…

 

例えば、日頃は、音楽鑑賞や読書が趣味といった、いかにも“インドア派”の雰囲気を醸し出している人が、実は、スポーツやキャンプも大好きな“アウトドア派”の一面があるとアピールしたとしても、それだけでは、なかなか、お相手に“好意”を抱かれるまでは至らないのかと。

 

“好意”に繋がるためには、少なくとも“そんな一面”の方に、何かしらの「優しさ」「温かさ」「可愛さ」「素直さ」「誠実さ」「強さ」「逞しさ」等々といった、ポジティブな自分の“内面的な要素”が入っている必要があります。

 

それは敢えて指摘するまでもない、当たり前のことではあるのですが…

頑張ってギャップを出そうと、自分の幅や奥行きを見せようとすればするほど“内面”のことから離れていってしまうことがあります。

 

結婚相談所の婚活で、自分をアピールするためのプロフィールや、お見合いでの自己紹介等でも、“ギャップ萌え”のロジックを利用する場面は多いです。

 

ですが、その時に、ただの“ギャップ”になってはいけません。

あくまでも“好意”を持ってもらうために、自分の“内面”が出ている“ギャップ”になっていなければいけません。

 

基本的なことですが、大事なことです。