婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

興味ではなく魅力を感じてもらうには

 

結婚相談所で婚活を始めるにあたって大切なことの一つに、プロフィール(自己PR)の作成があります。

 

プロフィールは、自分の性格や、仕事のこと、趣味や、結婚観等々、「私はこういう人です!」ということを、読んでもらった人に「理解してもらえる」内容でなければいけません。

(なんだか、小学生の頃に習った作文の書き方みたいですが…笑)

 

ですが、プロフィールを書く前に、「理解してもらえるとはどういうことか?」を、もう一度考えてもらえればと思います。

 

誤字脱字が無く、理路整然としていて、読みやすい文章であるということはもちろんですが、それだけではなく「自分に魅力を感じてもらえる内容になっているか?」が、大切なポイントになります。

 

「え~、私なんて、超普通で、特別な才能も、特技もないし、これっ!ていう、趣味もないから、そんなの絶対に無理だよ~(泣)」と言う方も、いらっしゃるかもしれません。

 

ですが、仮に…

“私は、東京大学在学中に、アメリカとフランスとイタリアに留学したので4ヵ国語が話せます。卒業後は外資系の証券会社でトレーダーをしながら、モデルとしてパリコレにも出演しており、最近は100万人の登録者数を持つYouTuberとしても活躍しております”

と、いう人がいたとしたら(まずいないとは思いますが…笑)、さすがに、それを読んだ人のほとんどが、「おっ~!」となるとは思います。

 

ですが、それはどちらかというと、その人に「魅力を感じた」というよりは、「興味や好奇心を抱いた」と言うほうが、正しいのかと思います。

 

「人の魅力」というものは、そういった「アウトライン」だけで見出せるものではありません。

大事なのは、その中、その奥にあるものです。

 

4ヵ国語ができることで「それをどう活かしているのか?」、
トレーダーをすることで「どういった付加価値を生み出しているのか?」、
モデルをすることで「どう自分を磨くことができているのか?」、
YouTuberであることで「何を人に与えることができているのか?」といったことまで書かなければ、興味は持ってもらえても、魅力を感じてはもらえません。

 

ですので、たとえアウトラインは、ごくごく普通であっても全然構わないのです!

大事なことは、その中、その奥にある「自分のディティール」の部分をしっかり掘り下げ、表現することです。

それは間違いなく、そのプロフィールを読んだ人に、“自分の魅力” を感じてもらえるものになっているはずです。