婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

お相手と自分の「結婚観」に 乖離があったら…

 

結婚相談所で活動してらっしゃる方は皆さん本当に真面目です。

 

皆さん真剣に結婚を考えていらっしゃいます。

本気で生涯の伴侶に出会うために努力をされています。

 

 

ですので、お相手のプロフィールをしっかり読みこんで、お見合いの申し込みをされます。

お見合い場所へは、時間に余裕を持って到着し、気持ちと身支度を整えてから臨まれます。

元気に爽やかに挨拶を交わし、まずは、今日、会えたことへの感謝を伝えます。

飲み物の注文は、気を使い合い、促し合い、和やかに、にこやかにおこないます。

自然に、スマートに、さりげない話題をきっかけに、会話をスタートします。

強すぎることもなく、弱すぎずることもなく、お相手の目をしっかり見て話します。

オーバーアクアションにならない程度に、喜怒哀楽をしっかり表現します。

話し過ぎることも無く、聞きすぎることもなく、会話のキャッチボールを楽しみます。

自分の「結婚観」をきっちりお相手に伝えます。

お相手の「結婚観」もきっちり伺います。

どんなに盛り上がっても、大幅にオーバーすることなく時間を纏めます。

帰り際にも、しっかり、誠心誠意、今日のお礼、感謝を伝えます。

 

“素晴らしいお見合いです!”

“模範のようなお見合いです!!”

 

 

ですが、あえて、一つだけアドバイスさせていただくと…

 

お見合いの時は、できるだけ「フィーリング」を大切にして欲しいと思います。

 

 

結婚相談所は、真面目に、真剣に、本気で婚活をするところですから、お見合いの席で、お互いの「結婚観」といったものも話すことになります。

 

ですが、もし、お相手の「結婚観」が、自分の思い描くものと、少しでも乖離があると感じたら、この先に進むことに躊躇するという人はいらっしゃると思います。

 

実際に、会ってみたら「まったくタイプじゃなかった!」ということであれば、そもそも、「結婚観」を考慮する必要すらないのですが…(笑)

 

ですが、実際に会ってみて、話してみたら、「想像していたよりずっと良かった!」「ものすごく楽しかった!」といったような、「フィーリングが合った」と感じたのなら、簡単には諦めてほしくはないです。

 

 

お見合いで話す「結婚観」というものは、あくまでも、その人の ”今現在の思い” です。

 

ですが、結婚観というものは、お相手によって、どんどん変化していくものでもあるのです。

好きになった相手が望むものが、自分が望むものになる、ということは、普通に起こりえることです。

 

ですので、1時間ちょっとの「お見合い」のダイジェストで聞いた、お相手の「結婚観」が、自分の“思い”と乖離があったとしても、それが絶対に相容れない、軌道修正不可能だと確信しない限り「フィーリング」を優先していいと思います。