婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

結婚とお金(その1)

 

夢と理想の集大成といってもいい“結婚”と、煩悩と現実の権化(?)ともいえる“お金”は、(残念ながら…)切っても切れない関係です。

 

結婚というものは、好むと好まざるに関わらず、どうしても“経済の結びつき”という側面があります。

 

またそれは、その辺の男性(?)よりは、圧倒的に高い収入を得ている女性が当たり前にいる、現代の男女平等社会においても、結婚に関してだけは、未だ、男性側に「経済のイニシアチブが委ねられる」といった傾向を脱せられないでいる、といった問題を含んでいます。

(結婚相談所のプロフィールでも、男性の収入はMUSTで公開なのですが、女性はMUSTではなくて…。考えてみれば、そもそも、それもおかしいと思うのですが…)

 

 

実際に入会案内に来られた方に、お相手への希望条件をお伺いすると、女性の方は「できれば〇〇〇万円以上」と言われることが普通にあるのですが、男性は「共働きをしてくれる人がいいです」という方はいても、年収金額を言われる方はまずいません。

 

産休制度がしっかりしていて、女性でも定年まで働き続けられるといった会社も増えてきているのだとは思います。ですが、それでも、それに付随する、保育・育児の問題や、家事の分担など、女性側に負担が強いられることが、まだ、今の日本社会においては、多いような気がします。

ですので、「お相手の収入が気になる!」と、女性の方がそう考えることは、ある意味必然であり「生存本能」と言ってもいいのかもしれません。

 

次回は、もう少し具体的に、「収入は、どれくらい、あったらいいの?」ということについて、考えてみたいと思います。