婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

社会の男女間格差について、私が個人的に思うこと

 

「男性は外で働いて、女性は家を守る」というのは、THE昭和の考え方です。

 

令和も4年目になる、この今の時代には、「男性は…」、「女性は…」といった、そんな敢えて“区別”するような考え方はありません。

 

男女は平等です。

 

とはいえ…

 

実際の社会、少なくともまだ今の日本では、なにもかもがすべて平等とはいえないという事実に、ストレスを感じることもあり、結婚する時の、一つの“熟考ポイント”になるのかとも思います。

 

家事の分担の問題、育児の問題、将来の生活設計の問題等々…。

 

昔は(とは言っても、ほんの25年ぐらい前の私が結婚した頃までは)、結婚してしばらくは共働きをして、子供ができたら産休をとって、そのままフェードアウトしていくというのが、なんとなく一般的な、女性の結婚後の“流れ”だったような気がします。

 

ですが、それから法整備も進み、子供ができても、産休をとっても、また職場に復帰するという道筋が社会に浸透しつつあるとも思います。

 

そういう社会になってきたと思います。

 

ですが、それでも、何もかも、「以前のままか?」「そこに一切の男女差はないのか?」と突き詰めてみると、建前上は“そうでなくてはいけなくても…”、その組織や、そこに属している人の考え方等々で違いがでてくることがあるというのも、又、実際のところなのかと。

 

そんな中、明るい兆しを見つけようとすると…

 

このコロナ禍がもたらした功罪の“功”として、(99%は罪ですが…)、否が応でも浸透してきた「リモートワーク」が一つの“明るい兆し”なのでははないかと、個人的には思っています。

 

もちろん、「実際に同じ空間に集まって、人と直接会って仕事したほうが、圧倒的に手っ取り早いよ!」ということも多いとは思いますが、それでも、“男女の違いによる差が縮まる働き方”としては、大いに革命的なことではなかったのかと、思ったりもします。

 

すみません。最初に言いたかったことから、だいぶ話が逸れてしまいましたが…

 

 

いろいろ男女の違いによる結婚に対する懸案事項があるとは思いますが、それでも、そんなリモートワーク一つではあっても、少しずつ、ちょっとずつ、社会の中の“男女の違いによる差”は、埋まりつつあるのだと思います。そう信じたいです。

 

 

不安かもしれませんし、怖いかもしれませんが、結婚しても、結婚しなくても、どちらの道を選んだとしても、誰かに頼るというのではなく、一人でも生きていけるという自信と覚悟を持てることが、今の時代、必要なんだと思います。

 

そんな簡単なことではないかもしれませんが…

 

大事なことだと思います。