結婚適齢期
最近、「結婚適齢期」って言葉、あまり聞かないですよね?
常に、結婚の最前線(?)に立っている、婚活カウンセラーの私が、そんなことを言っているのも、ちょっと変な気もしますが…
でも、15年、20年前ぐらいまでは、
「あなたも、そろそろ結婚適齢期なんだから、誰か良い相手いないの?」とか、
「もう結婚適齢期も過ぎちゃったし、結婚はもう無理かな…」とか、
そんな感じで「結婚適齢期」という言葉が、普通に使われていたと思います。
(あまり良い例文ではなくてすみません)
「結婚適齢期」を辞書で調べてみると、「結婚するのに適切な年齢」とあります。
実際には、その時代、その時代の、平均結婚年齢や、出産年齢、そして世間の「そろそろ」といった感覚に基づいて、定義されてきたのだろうと思います。
源氏物語の世界に描かれるような、平安時代には、男性は17~18歳、女性は13歳ぐらいが、いわゆる、結婚適齢期だったそうです。
ということは、平安時代から1000年以上も、ず~っと「結婚適齢期」という概念が存在してきたのに、僅か、この数十年でなくなってきた、少なくとも、そんな概念自体が薄まってきたと、言えるのではないでしょうか。
ちょっと、想像と古代ロマンへの妄想が、多分に入ってしまいましたが…
でも、この直近の数十年で「結婚」に対しての考え方が、大きく変わってきたというのは、本当のところなんだと感じます。
今の時代は、何歳までに結婚しようと、しまいと、そもそも結婚をしようが、しまいが、それは、その人、その人の考え方と価値観です。
結婚に関し「〇〇すべき」という考え方も、本当に少なくなってきたと思います。
「結婚したくなったらする」
それでいいんだと思います。
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