別れても好きな人
“ポルノ・新藤晴一 巨人・丸に苦言「おちゃらけたパフォは古巣に対してどうなんだろう」”
(4月18日 スポニチアネックス)
という記事が、ネットのニュースにでていました。
以下、記事(一部)
“プロ野球・広島の熱狂的なファンとして知られるロックバンド「ポルノグラフィティ」の新藤晴一(44)が17日夜、自身のツイッターを更新。今季、広島から巨人に移籍した丸佳浩外野手(30)の本塁打後のパフォーマンスについて苦言を呈した。 この日、丸は古巣・広島を相手に5号2ランを放った。試合は広島が5-4で逆転勝利している。 これを受け、新藤は「いいのよ、丸さん。現チームで全力を尽くして、HR打つのも。全然」としつつ「ただ、ダイアモンド一周した後のベンチでの『○!首カクカク』とちょっとおちゃらけたパフォは、古巣に対してどうなんだろうか?」と苦言。「嫌いになりたくないのよ。嫉妬なんでしょうか。#carp」と熱狂的なファンだからこその複雑な心境をつづった。”
ネット上では、賛否両論上がっていて…
ちょっと面白かったのが、
「元カノが新しい彼氏と楽しそうにしてるのを見て、イラッとしてるのと同じなのでは?」という意見があって、それに賛同する声も多かったとのこと…
ホントに! 的を得ているというか、言えて妙というか…、
カープは今、下馬評をひっくり返して(?)調子悪いですし…、昨年までは、カープの顔で「2年連続MVP」であるNPB選手の最高峰の一人と言ってもいい、丸選手を、ライバルのジャイアンツに取られた(実際はFAです)という、ファンの気持ちは如何ともしがたい、というのも分かります。(しかもそのジャイアンツが今は好調)
新藤さんのように「真のカープファン」だからこそ、そう言いたくなる…という、気持ちも分からなくもありません。
(私も、もし、ベイスターズの筒香選手だったら、そういう気持ちになるかもしれないと思います)
大好きな人から、別れを切り出された。
辛いけど、悲しいけど、もう、元には戻れない。
別れた今も、未練はまだ残っている。
そんな時、その人が、新しい恋人と楽しそうに歩いているのを見てしまった…
それでも、
理性と常識が働いて、何も言わない、何も出来ないという人がほとんどだと思います。
むしろ、今の世の中は、その「理性と常識」に捉われ過ぎて、感情を押し殺す、感情自体を持とうとしない、という人も多いのかもしれません。
ですが、少なくとも自分の心の中で「なんだよ!」「ふざけるな!」ぐらいの、愚痴をこぼすことぐらい全然構わないと思います(あくまでも、自分の心の中だけで)
無理に物分かり良くしようとしたり、ましてや感情を持とうとしないなんてことは、まったく必要のないことだと思います。
本当に好きな人だったなら、なおさら、自分の気持ちと正直に向き合い「悲しみ」や「嫉妬」といった感情を一旦は吐き出す。
そして、それを、乗り越えた先に「その人よりも幸せになる!」という、ポジティブで強い気持ちが芽生えてくるのだろうと思います。