婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

夫婦の格差

 

「お前には、出来過ぎた奥さんだよ!」

「なんて素敵な旦那さんなの!あなたにはもったいないくらいよ!」等々。

 

結婚した後、親や親戚、友人や知人から、そういった“祝福”を受けるということはよくあることです。

 

それは、自分が選んだ伴侶が褒められているということですから、嬉しくないはずがありません。

 

「自分の眼は確かだった」という裏付けにもなることなので、誇らしさすら感じるはずです。

 

 

ですが、先に言っておきますと…

 

「お前には出来過ぎた」「あなたにはもったいない」ということは、実際の結婚では起こり得ません。(??)

 

 

世の中には、見た目も、中見も「美女と野獣」みたいな夫婦がいるようにも思えますが、実際には「バランスが取れている」ものです。

 

とんでもなく時代錯誤の浮世離れした家柄の、親同士が決めた結婚であれば、もしかしたら「お前には出来過ぎ」「あなたにはもったいない」と“認定”できるくらいの“格差”がある夫婦もいるかもしれませんが…

 

 

でも今の時代、普通の恋愛でも、アプリでも、結婚相談所でも、そこに、お互いに「選ぶ・選ばれる」の要素が加わったなら“格差”は生じ得ません。

 

お相手に、イケメン、カワイイ、高収入、高学歴、やさしい、性格が良い、才能がある、面白い、明るい…といった自分には無いもの(足りないもの)を求めて婚活して、そして、そういったお相手と結婚できたとしても、トータルではバランスが取れているはずです。

 

もし、少々見た目は美女と野獣であったとしても、他の部分では間違いなく、野獣の方が美女より勝っているところがあったから結婚できたはずです。

 

 

夫婦とは、そういうものです。