婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

「夜曲」

 

♪街に流れる、歌を聴いたら、気づいて、私の声に気づいて〜♪で始まる、中島みゆきさんの「夜曲」。

 

今から40年前の1981年にリリースされた「臨月」に収録されている曲です。

 

実は、結婚するまで、その曲のことは知らなかったのですが…

 

結婚してから、その歌詞を、たまに夫が口ずさむことがあって、それで私も知るようになり、好きになったという経緯がありまして…

 

夫曰く、小学生の時に聴いた、その物悲しい独特のメロディーが頭に残っていて、ちょっとアンニュイな気分になるとなんだか口ずさみたくなるとのこと。(今どきアンニュイという表現もかなり微妙な気もしますが…笑)

 

歌詞の内容は…

 

・歌手である“わたし”の歌は、全て“あなた”に向けて歌っている。

・その歌を聴いたら“わたし”のことを思い出して欲しい。

・死ぬまで“あなた”のことを思って歌い続けます。

 

聴く人に、歌手である“わたし”=“中島みゆきさん本人”のように感じさせる歌詞は臨場感抜群ですし、それが最後の「死ぬまで」を、よりドキドキさせてくれます。(中島みゆきさんの世界観だな〜と)

 

ですが、何度もその歌詞を反芻しているうちに…

 

ただ暗くて、悲壮で、恨めしい?といったイメージでは無くなってきて…

 

人というものは、かつて愛した人に対して、「私は今でもあなたのことを思っているのよ!」と、いつまでも、明るく、ノー天気に、リスペクトを込めて思い続けてもいい!と、逆に言っているのではないかと?(とんでもなく勝手な解釈かもしれませんが…笑)

 

でも、別れてしまったら、何がなんでも、その人のことを、忘れなければいけないということもなくて…

 

たとえ、他の人を好きになって、他の人と結婚したとしても、心の中で、その思いを持つことで、自分が力をもらうことができるのなら、それはそれでいいのではないかと思ったりもします。

 

(決して、不倫や浮気の勧めではありません…笑)