抗うことの出来ない現実
2020年10月09日
先日、食事をしていた時に、夫が、ふと…
「ご飯の量が多すぎるな~」と。
出会って、結婚して、四半世紀近く、二人とも、大盛、お代わり、1.5人前はあたりまえで、それを一切疑うことなく、この歳に至るまで、信じて生きてきました。
そして、「いつも、きっちり同じ量を食べる」ということを、男女平等の最先端をいく我が家の不文律としてきました。
な、なのに…
そのような疑義を、夫が、突然、口にするなんて…
「な、なにが起こったの?…」と、呆然自失する私に、夫は、どこか遠くを見つめながら、
「もう、こんなに量は要らないんじゃないだろうか? 歳を取ったということかも…」と。
「確かに、私たちは、もう、お腹を空かせた部活帰りの中学生じゃない!」
「夕飯前に小腹が空いたからと、おやつに、味噌ラーメンを食べる高校生じゃない!」
だ、だけど…
世間で言われたりする、「この歳になると、そんなに量は要らないな~」
「歳をとってきたら、あまり脂っぽいものは、食べられなくなってきたな~」なんて…
そ、そんなこと…
迷信だと思ってた、まやかしだと思ってた、ファンタジーの世界の話だと思ってた…
で、でも…
「なんだか最近は、昔よりお腹が一杯になるのが早くなったような気がする…」という、抗うことができない現実に目を背けようとしていた自分を、どこかで客観的に見ていた、もう一人の自分がいたのも事実で…
歳を取るということは、そういうことかと。
(すみません! しょうもない話で…笑)
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