婚活の参考書

オンラインお見合いのポイント

 

コロナ禍の影響

 

結婚相談所は、このコロナ禍の影響で、「オンラインお見合い」が全盛になっています。

 

ということを、ここで敢えて言うのは…

元来、結婚相談所というものは、古式ゆかしい「お見合い結婚」を色濃く継承するもので…

 

料亭や、旅館の離れ座敷のようなところで、正式な仲人を介して、家と家が格式を持って対面するという流れを汲んでいます。
ですので、「若者文化の象徴?の “インターネット” (既に社会インフラですが…笑)で、お見合いをするなんて、考えられない!」という、御仁も中にはいらっしゃったということもあり、誰もかれもが「オンラインお見合いWelcome!」とうことではなかったのも事実です。

 

ですが、そんなことを言っていたら、2020年は「未婚元年(?)」ということになってしまう…

といった危機感を抱いたということもあり、どこの結婚相談所も積極的にオンラインお見合いを活用するようになりました。

その結果、お見合いの件数自体は、例年よりも多いぐらいの状況が続いています。

 

 

 

オンラインお見合いの良さ

 

元々、イー・マリッジは、海外駐在員の会員様が多くいらっしゃったということもあって、長年オンラインお見合い(SkypeやLINEビデオ通話等で)をおこなってきました。

 

「私たちは昔からやっていました!」ということを自慢?したいわけではなく…(笑)、
むしろ長年やっていたからこそ、オンラインお見合いの「難しさ」も痛感し、それを克服するために「どうすればいいのか?」を考えてきました。

 

「オンラインお見合い」というのは、最初はなんだか“とっつきにくい”と、感じることもあるのですが…。

やってみると、想像していたよりも相手のことがよく分かって、思っていたよりも楽しく話せて、考えていたよりも気軽にできる、ということが分かってきます。

 

ですので、一度オンラインお見合いを経験してみると、「実際に会うよりオンラインお見合いの方が自分に合っている!」という方もでてきます。

 

それは、必ずしも悪いことではありません。

それで、より婚活に積極的になれるのなら良いことなのだと思います。

 

 

 

オンラインお見合いの問題点

 

ですが、一つオンラインお見合いで陥りやすい問題点として、『緊張感を欠く』ということがあります。

 

もちろん、お見合いには変わりありませんので、たとえオンラインお見合いとはいえ、それなりに、皆さん真剣さを持って臨まれます。

ですが、電車に乗って、バスに乗って、わざわざお見合い会場までいく必要が無い、足のつま先まで見られるわけではない、といった状況だと、どうしても、緊張感に欠けることがある、ということもあります。

 

リラックスして、本音で話すことができるといったメリットもありますが…。

結婚相手を選ぶことが最大の目的であるお見合いでは、緊張感=「五感を研ぎ澄ました状態」に心を持っていくことは大事なことです。

 

ではどうやって緊張感を持つことができるのか…。

 

まず形から入りましょう。

 

オンラインお見合いでは、ウエストラインから下は、カメラの向こうのお相手には見えないかもしれません。それでも敢えて「足の先まで気合の入った“いでたち”」で臨んで下さい。

 

背景は、そのままご自分の部屋を映しだすのがお勧めです。

 

乱雑な印象を持たれないように、映りこむものをチェックしてくださいね。
(間違っても、干してある洗濯物が映っている…なんてことがないように注意です!)

よくバーチャル背景を使用する方もいらっしゃるのですが、「見せられないほど部屋が散らかっているのかなと思った」「必要以上に警戒されているような気持になった」「なぜその背景を選んだんだろう…と思う変な背景が気になって、お話に集中できなかった」等々、あまりお相手に良い印象を与えないことが多いです。

もし「どうしてもお部屋を見られたくない!」という場合は、壁を背にして座るようにしても良いかと思います。

 

一生涯の伴侶となる、お相手が、その画面の向こうにいるかもしれませんよ。

 

 

 

お見合いの「その先」-オンラインデート

 

オンラインお見合いは、最初の“とっつきにくさ”はあるものの、慣れてポイントさえ抑えてしまえば、実際に会ってのお見合いよりも、気軽にできて、むしろ人によっては「得意」とさえ、感じることもあるかもしれません。

ただ、本番は、お見合いの「その先」です。

 

お相手が、物理的に距離の離れている海外駐在員の方の場合はもちろんのこと、国内在住同士であってもこのコロナ禍で簡単に会うことができない場合であれば、

「どうやって実際に会えるまでの間を繋いでいくのか?」
「どうやって会わずに気持ちを高め合っていくことができるのか?」が、

その婚活の成否にかかわる、とても大きなポイントになります。

 

①交際が始まったばかりのうちは、1時間以内くらいを心掛ける。

 

リアルのデートの場合も、1回目はランチだけ、お茶だけで1時間~2時間というデートが多いですよね。お互いにまだ少し遠慮がある間柄でのオンラインデートはあまり長時間になりすぎない方がベターです。

お互いに気疲れすることなく、「話し足りないな」「名残惜しいな」「早くまたお話したいな」と思える程度の長さの時間に留めましょう。

終わるタイミングを切り出すのも「どうしようかな…」とためらってしまうこともあります。お誘いする時から「オンラインで1時間くらいお話ししませんか?」とあらかじめ時間をお伝えしておくと、お相手に安心感を与えますよ。

 

②話題はあらかじめ考えておく。

 

話が途切れたらどうしよう、気まずいよね…と心配される方も多いと思いますが….。

趣味のこと、最近読んだ本、昨日見たテレビ番組、好きなアーティストのこと、何でも良いです。できればお相手も興味を持っていそうな「共通の興味」を考えておきましょう。

自分が話したいことばかりを話すのではなく、お相手にもお話を振るのを忘れずに。プロフィールを良く読み込んで「○○がお好きなんですよね。何かお勧めがあったら教えてもらえませんか?」等、お相手の好きなこと、得意分野が良いと思います。

 

③目線をカメラに合わせる

 

オンラインデートで「なかなか距離が縮まらない」と感じる理由の一つに「目が合わない」ということを挙げる方がいらっしゃいます。

目はお顔の中でも最も印象に残る部分。
目が合わないと何となく自分を受け入れてもらえていないような、壁を感じてしまうような、そんな気持ちになってしまう方も多いのでは…。

パソコンの方はテーブルの上に箱を置いたり、スマホの方はスマホスタンドを用意する等して、ご自分の目の高さにカメラをあわせるようにしましょう。

 

 

オンラインデートに慣れて、回数を重ねるようになってきたら、ネットフリックスやアマゾンプライムで、同じ作品を同時に再生して見るというのも良いと思います。

お家にいながら、「映画館デート」ができるようなものです。終わったらお互いに感想を話すのも楽しいですね。

 

 

 

本当に伝えたいこと、聞きたいことを意識する

 

今は、メールやLINEやSkype等で、いつでも、どこからでも、コミュニケーションを取ることが可能です。

 

かつて電話しかない時代、お互い事前にきっちり時間を約束していなければ連絡が取れない時代がありました。
(タイミングを間違うと、お父さんや、お姉さんが電話にでて、繋いでもらえない?…笑)

その頃から比べると、「繋がること」は圧倒的に楽になりましたし、「繋がっていること」に違和感も、異次元感も、あまり感じなくなったような気がします。

 

それは、科学の進歩と共に、リモートコミュニケ―ションというものが、誰にでも“あたり前”のものとして受け入れられているということなのですが…

 

ただ、オンラインお見合い(オンライン婚活)に関しては、その“あたり前”を、どこかで打破しなければ、「その先」に進むことはできません。

パソコンのモニター、スマホの画面が、どうしてもそれ以上近づくことのできない、飛沫感染予防のパーテーションであってはいてはいけないのです。

たとえ、スマホ、パソコン上であっても、どこかで、ここぞという場面では、それを乗り越えて、突き破っていくような、相手への「強い意志の伝達」が必要になってきます。

 

会社での仕事のような、友達との情報交換、近況報告のようなコミュニケ―ションではなく、あくまでも「婚活」ということを念頭に置いて、“そのために”何を伝えなければいけないのか?を考え続けて、コミュニケ―ションを図って下さい。

 

ただの、慣れ合いのコミュニケーションにならないように気をつけましょう。