赤の他人だったからこそ
2020年05月15日
今回のコロナもそうですが…
人は、生きていると予想もしていなかった、考えてもいなかったことに遭遇するのだと…、改めて思い知らされます。
もはや、今さら感すらある話かもしれませんが…、
それは「結婚生活」も同じです。
愛し合って、認め合って、結婚して、そして、お互いの共通する目標や夢を介して、さらに強い“絆”の唯一無二の“夫婦”という存在に成っていくものです。
ただ、身も蓋もない言い方になってしまいますが…、元々夫婦は、“赤の他人”です。
親子、兄弟、姉妹といった、意識する必要も無い“絆”とは、実は違ったものです。
だから、予想もしていなかったこと、考えてもいなかっこと、“望んでいなかったこと”が起こると、その絆は「もろくなる」ことがあるのも、仕方のないことなのかもしれません。
そして、憎しみ合うことも、ただの、赤の他人に戻ってしまうことも…
でも、本当は、赤の他人だったからこそ、何よりも、どんなものよりも、そこには強い“絆”が成り立つのかもしれないし、血の繋がりという“妥協”が無いからこそ、どこまでも強くなられるのではないかと。
そう思いたいし、そう信じています。