婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

大人な“フリ”

 

いつも、落ち着いた

いつも、穏やかな

いつも、温和な

 

「大人」になったら、自分も、自然と、そんな風になるんだろうな~と、混じりっけの無い、まっさらな心(?)で、そう信じていた、何もかも幼かった、あの頃。

 

あれから、云十年…、まったく、そうなっていない自分に気づき…(愕然!)

いつもせわしなく、慌てふためいて、心乱れて、何かに追われているかのような自分。

 

「昔の大人は、もっと余裕があったのかしら?」

「今の時代が、生き辛くなったのか?」と…

 

何か、自分を正当化できる理由を無理くり、考えてみたりもして…

 

だけど本当は、昔の大人も、今の大人も、置かれている状況に、そんなに違いは無くて…

きっと、昔の大人も、本当は、せわしなく、慌てふためいて…いて。

 

たぶん、自分が見ていた大人は、それを周囲には、少なくとも子供には見せない努力をしていたのかもしれない…と。

 

それは、無理をしていたのかもしれないし、もしかしたら「大人」として、カッコよく見せようとしていたかもしれない。

 

でも実は、それが大事なことではないかと…

 

自分が理想とする「大人」になれていないことに気づいていたとしても、人の前では、ちょっと頑張って、大人な“フリ”をしてみる。

 

まずは、そこから、始めてみても良いような…気もします。