大人な“フリ”
2020年04月19日
いつも、落ち着いた
いつも、穏やかな
いつも、温和な
「大人」になったら、自分も、自然と、そんな風になるんだろうな~と、混じりっけの無い、まっさらな心(?)で、そう信じていた、何もかも幼かった、あの頃。
あれから、云十年…、まったく、そうなっていない自分に気づき…(愕然!)
いつもせわしなく、慌てふためいて、心乱れて、何かに追われているかのような自分。
「昔の大人は、もっと余裕があったのかしら?」
「今の時代が、生き辛くなったのか?」と…
何か、自分を正当化できる理由を無理くり、考えてみたりもして…
だけど本当は、昔の大人も、今の大人も、置かれている状況に、そんなに違いは無くて…
きっと、昔の大人も、本当は、せわしなく、慌てふためいて…いて。
たぶん、自分が見ていた大人は、それを周囲には、少なくとも子供には見せない努力をしていたのかもしれない…と。
それは、無理をしていたのかもしれないし、もしかしたら「大人」として、カッコよく見せようとしていたかもしれない。
でも実は、それが大事なことではないかと…
自分が理想とする「大人」になれていないことに気づいていたとしても、人の前では、ちょっと頑張って、大人な“フリ”をしてみる。
まずは、そこから、始めてみても良いような…気もします。