控えめは美徳?
2019年07月25日
多くの日本人は、「控えめであること」は、他人から好感を持たれやすく、社会に受け入れられやすい「美徳」であると考えているのではないでしょうか。
ですが、それは「恋愛」という場面ではどうでしょう?
出会ったばっかりで、まだお互いを探り合っているような時。
結婚相談所での「お見合い」ぐらいまでなら、それは正しいのかもしれません。
ですが、お互いを分かり合い、愛せるかどうか?といった段階に差し掛かった時、「控えめであること」だけで「その先」に進めるでしょうか?
人が人に感情移入する=愛する気持ちになるためには、表面的な部分だけでなく、その人の「本質」に触れることが、必要なのだと思います。
そして、そのためには「控えめであること」だけでなく、時には、少なからずの自己主張も、下品にならない程度の図々しさも…。
結婚相談所で活動されている方は、皆さん、真面目に結婚を考えていらっしゃいます。
それだけに、いい加減ではいけない、きちんとしてなければいけない、という思いが強すぎて「控えめであること」に徹底されてしまう方もいらっしゃいます。
でも、それだけでは「その先」に進むことはできません。
控えめであることは、人から「好まれる」素晴らしい美徳です。
ですが、人から「愛されるため」には、「美徳」といった性質や行いだけでなく、あなた自身の本当の姿「本質」を、相手に分かってもらう努力が必要なのだと思います。