婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

控えめは美徳?

 

多くの日本人は、「控えめであること」は、他人から好感を持たれやすく、社会に受け入れられやすい「美徳」であると考えているのではないでしょうか。

 

ですが、それは「恋愛」という場面ではどうでしょう?

 

出会ったばっかりで、まだお互いを探り合っているような時。

結婚相談所での「お見合い」ぐらいまでなら、それは正しいのかもしれません。

 

ですが、お互いを分かり合い、愛せるかどうか?といった段階に差し掛かった時、「控えめであること」だけで「その先」に進めるでしょうか?

 

人が人に感情移入する=愛する気持ちになるためには、表面的な部分だけでなく、その人の「本質」に触れることが、必要なのだと思います。

 

そして、そのためには「控えめであること」だけでなく、時には、少なからずの自己主張も、下品にならない程度の図々しさも…。

 

 

結婚相談所で活動されている方は、皆さん、真面目に結婚を考えていらっしゃいます。

 

それだけに、いい加減ではいけない、きちんとしてなければいけない、という思いが強すぎて「控えめであること」に徹底されてしまう方もいらっしゃいます。

 

でも、それだけでは「その先」に進むことはできません。

 

控えめであることは、人から「好まれる」素晴らしい美徳です。

ですが、人から「愛されるため」には、「美徳」といった性質や行いだけでなく、あなた自身の本当の姿「本質」を、相手に分かってもらう努力が必要なのだと思います。