婚活ノート。イー・マリッジ代表 山領有紀子のブログ

自分でこうって決めたことなら

 

「自分でこうって決めたことなら、どんなことがあったって、前に進んでいける」

 

今朝のNHK「なつぞら」の中で、岸川亜矢美役の山口智子さんが、なつと咲太郎の妹、千遥の結婚について、そんな風に語ります。

 

「なつぞら」を見ていない人にはなんのことか分からない話で…

 

今回の朝ドラは、記念の100作目で、歴代の主人公を演じた豪華俳優陣が出演されています。山口智子さんもその一人で、主人公のなつの兄、咲太郎の養母的な役どころで、なつ、咲太郎の二人に、明るく優しく接します。

 

二人の妹の千遥は、幼いころに生き別れになりますが、18歳になった時に、突然、なつが育った北海道の柴田家に現れます。兄と姉が急いで駆け付けますが、千遥はなぜか、二人に会わずに姿を消します。

 

その後、千遥から、なつと咲太郎に届いた手紙に、その理由が書かれていました。

 

生き別れた後、「置屋」で育てられ、今度、見初められた男性と結婚するとのこと。ただ、相手の家族に、自分の「生い立ち」を明かすと結婚できなくなるので、過去を捨てることを決心した。でも、その前に、一目だけでも、姉に会いたいと思い北海道を訪れたが、自分の決心が揺らぐのを恐れ、あえて会わずに立ち去った、とのこと。

 

といった、ストーリーです。

 

その千遥の思いを受け止め、東京に戻った二人が、亜矢美さんと朝食を囲んでいる時に、なつが「でもそれで幸せになれるのだろうか?」と呟いたのに対し、亜矢美さんが、冒頭の言葉を言います。

 

解説が長くて…すみません。

 

 

その言葉には、ドラマの中では沢山の意味があると思いますが…、

 

本当に「結婚」はその通りで、自分で自信を持って納得して決めた結婚なら、どんな困難に遭遇しても、その結婚を貫き通せるのだと思います。

 

そして、結婚相談所のケースで言えば、「成婚」となった場合でも、実際に籍を入れて「結婚」するまでに、どんな人にも少なからず「紆余曲折」が訪れます。

 

親や兄弟からの反対とまではいかないにしても、再考を促すような意見。

友達や、周囲の人からの、結婚自体がネガティブであるかのような、実体験?に基づく意見。等々…

 

でも、そんな時、「これでいいんだ!」「間違ってないんだ!」と決断できるのは、「自分でこうって決めたこと」という、「自負」なんだと思います。

 

過去に成婚された、会員の男性おふたりから、不思議なことに全く同じことを言われたことがあります。

「もしかしたら上手く行かなくて、離婚することがあるかもしれない。でもそれでも良いって思えるぐらい、この人と結婚しよう!という気持ちに変わりはないんです」

 

決して、なんとなく結婚…という感じではなく、自分自身の意志で決断するということが、結婚には大切なことなんだと思います。